伴大介
ばんだいすけ
ジロー・キカイダー、渡五郎・イナズマンなど4本もの番組でヒーローを務めた俳優。
埼玉県出身の俳優。芸名の名付け親は石ノ森章太郎。一時、芸名を「伴直弥」として活動していたが、1998年に元の芸名に戻し、石ノ森に許可を得ずに改名したことを謝罪した。それを石ノ森は快く許したという(改名した当初は怒っていたようだが)。
『人造人間キカイダー』、『イナズマン』及び『イナズマンF』、『忍者キャプター』、『バトルフィーバーJ』と4本もの特撮番組でヒーローを務めた。それは彼の誇りにもなっている。ほかに『リング』シリーズも代表作。
かなり負けん気の強い性格で、それがもとで東映との間に確執が生じた時期もある。
藤岡弘、、大葉健二、佐々木剛ら他のヒーローを務めた役者とは「ちゃん」付けで呼び合う仲。また、宮内洋とは、多少見解の相違はあるが、「作品にかける情熱は負けず劣らずある」とし、また「子供たちの存在をちゃんと考える必要がある」という点に関して一致している(彼とも仲が良く、やはり「宮内ちゃん」と呼べる仲)。また、やはり友人であり、『キカイダー01』で共演した池田駿介の死にコメントを寄せている。
自身ではジロー・キカイダーが最も思い入れのある役であり、「役者としていつまでもジローではいられないけれど、そうやって、オレから影響を与えてしまった人を絶対に裏切れない」と語る、真のヒーロー役者といえよう。