シンシュンとは中学1年生の教科書に掲載されている小説である。教科書の出版社は光村図書である。
小説家である西加奈子がこの教科書の為に書き下ろした短編小説でもある。
作品紹介
小説家である西加奈子が国語の教科書の為だけに書き下ろした小説である。教科書の書き下ろしの為、文庫やラノベでは売ってはいない。この作品を読むには中学1年生の国語の教科書の入手が必要。出版社は光村図書。
物語の舞台は中学生になり、環境が変わり、自分にそっくりな少年、シンタに出会い、お互い共通点が多く、すぐに打ち解けていくが、些細な事でお互いにすれ違いが起こってしまう物語である。
登場人物
(シュンタ)(苗字不明)
本作の主人公。そして語り手。中学校の入学式で自分によく似たシンタと出会い、話していくうちにお互いの共通点や家族構成までも全てがそっくりで次第に仲良くなっていく。2人共似ている事でクラスメイト達からは
『シンシュン』コンビと呼ばれ、周りから慕われる。
ある日、国語の授業で小説を読み、それは悲しくて何だか暗かった。でも、シュンタはそれが好きだった。
シュンタは、「僕が好きだからきっとシンタも好きだろう」と思いいつも通りシンタの席に行き、小説を話題に出すが、「あれ、嫌いだ。」と言われ、シュンタの心は深く傷付き、それからも相変わらずンタと一緒にいたが、当たり前の事ばかり話してしまい、シンタと会話する時に迷う様になってしまった。シンタもシュンタと同じ様に当たり前の事ばかり話すようになってしまい、次第に2人は離れて行ってしまう。
(シンタ)(こちらも苗字不明)
シュンタによく似た中学生になったばかりの少年。
お互いの事を知り合っていくうちにシュンタとコンビと呼ばれる程仲良くなる。(本人曰く「シュンタとならいくらでも話していられるよ」との事。)
シュンタが国語の授業で読んだ小説を話題に出し、シンタは「あれ、嫌いだ。」と返し、それ以来は前の様に話せなくなってしまい、シンタもシュンタの様に話す時に迷ってしまい、段々と離れて行ってしまう。
だが…。
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ちなみに
一部の読者からはシュンタのシンタに対する発言から『シンシュン』はBL作品だと言われている。
気になるシュンタの発言は「シンタのその笑顔が僕は好きだった、大好きだった。」とシンタに対する思いが
腐女子、腐男子に燃料を入れてしまった物だと思われるが、勿論、本編にそのような要素は一切無い。pixivではシンタとシュンタのBL、腐向け等を含む作品が多数投稿されている。
あくまでもこれは友情を描いた作品である事を忘れないで欲しい。