概要
隔ての砂原に生息する目のない藍色のトビネズミかハネジネズミのような環境生物。
藍色の体毛に細長い尾と後ろ脚、大きな耳が特徴。
砂漠地帯に生息する。
夜行性のようで、夜になると砂中から這い出し、夜になると砂中に戻る生態をしている。
平時は細長い後ろ脚で砂漠を小走りで動き回っているが警戒心が強く、危険を感じると高速で走り安全圏まで逃げようとする。
その速度はセクレトの脚をもってしても容易に逃げ去るほど。
また、一晩追いかけ回されても失速しない驚異のスタミナも併せ持つ。
極めて鋭敏な聴覚を有しており、相手がどれだけ慎重に近づこうとも僅かな物音を察知して逃げ出す。このため、隠れ身の装衣すら彼らの前には意味を成さない。
だがその鋭敏な聴覚は弱点でもあり、爆音を至近距離で放たれるとショックで転倒してしまう。
捕獲の際はこの性質を利用して音爆弾で動きを止めることが推奨される。