概要
カンガルーのような長い足を持ち飛び跳ねることから名付けられたネズミの一種。
体長4~26cm、尾長4.6~19㎝、体重70~140g。
北アフリカから東アジアにかけて、砂漠などの乾燥地帯に生息する。
体長と同程度の長いヒゲを持つ。高く飛び上がったとき以外は、このヒゲが地面に触れており、障害物や食物の有無など地表の様子を触覚から探知している。夜行性であり、気温の高い昼間は地中に掘った巣穴の中で休み、涼しくなった夜間に外に出て、食物を摂る。乾燥した環境に強く、ほとんど水分を摂らずに生活できる。体内の水分消費を最小限にするよう、尿は濃縮され、強い酸性を示す。
主な種類
- イツユビトビネズミ
- キタミユビトビネズミ
- ピグミージェルボア(バルチスタンコミミトビネズミ)