日本における郵便はがき(郵便葉書)は郵便物の形態の一つとして1873年(明治6年)より導入され、1900年になってその私製が認可された。郵便法ではがきは第2種郵便物に指定されている。はがきは郵便法により郵政官署によって調製され、この郵政官署(これまでの逓信省、郵政省、郵政事業庁)が調製し発行するものが長らく「官製はがき」と呼ばれ親しまれているが、2003年4月1日から郵便事業が日本郵政公社の所管となったことに伴いこの語は廃され「郵政はがき」と改称された。郵政民営化に伴い2007年10月1日からは郵便事業株式会社の発行となったが「郵政はがき」の名称で引き継がれている。他、一般では単に「郵便はがき」と呼称している。しかしながら、「郵政はがき」「郵便はがき」では私製はがきとの区別が付きにくいとの考えから「官製はがき」の語は、依然として各所で広く使われている。
以上Wikipedia「はがき」(2010年8月28日 08:29の版、UTC)より抜粋。
画材としてのハガキ
投稿や個人的な手紙など、絵を描くために利用されることもある。官製ハガキの紙質はあまり良いとはいえないが、文具店などでは画仙紙や越前手漉など、絵手紙用の私製ハガキが幾種類か販売されている。
また、イラスト投稿用のハガキ大漫画原稿用紙も、コアデやデリーターなどから販売されている。
アンケートハガキ
アンケート専用のハガキが、商品の中に入っていたり雑誌の綴じ込みという形で付属していることがある。これによって内容に大きく影響が与えられたり、あるいは掲載作品や記事の存続自体を左右したりもする。応募すると景品がもらえることもある。
懸賞ハガキ
近年はメールによる応募も多いが、バーコードや応募券を貼り付けて送るタイプの懸賞にはハガキが台紙として使われる。
また、銀座カリーのように外箱の内側面がそのまま応募専用ハガキになっているものもある。
雑誌のアンケートハガキは大抵、読者向け懸賞の応募ハガキも兼ねている。