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概要

CV:矢部雅史

薄紫色の肌に黒ずくめの服を着た、広島弁で話す男性の姿をしたボス妖怪。強気な性格だが、少し抜けている。普段は人型に擬態しているが、真の姿は恐ろしい。

腕だけ真の姿に変えることもでき、必殺技は両手を組んで地面に叩きつける「ドタマぶしゃげるど!」

ゲーム版のPVでは、ケータマックが落下したUFOを探っている際に「そこまでじゃ~!ガキども!!」と大声と共に出現したり、FBY捜査官のマルダーカクリーを追いつめたりするなど、ミステリーを探り回る者を追跡し、攻撃を仕掛ける謎の怪人。モチーフは、宇宙人やUFOを目撃した者に脅迫や拉致を行うメン・イン・ブラックと思われる(映画の方じゃないよ。むしろ映画はヒーロー側だよ)。

また、彼の部下と思わしき黒ずくめの男の軍団がケータとイナホを取り囲んだり、妖魔界の空でインジャネーノの邪悪な顔が現れたりするなど、妖怪ウォッチ3のラスボスと想像させる描写がいくつもある。

名前の元ネタは「トム・ソーヤの冒険」に登場する「インジャン・ジョー」。

形態変化

彼はボス妖怪の中でも特に珍しい形態変化(≠進化)ができるタイプの妖怪らしく、作中では人間に擬態した姿(妖怪大辞典ではインジャネーノと表記)と、真の姿である魔・インジャネーノの2種類の形態を適宜使い分けている。

インジャネーノ(人間形態)

薄紫色の肌に黒ずくめの服を着た男性のような姿の形態(本記事メイン画像参照)。主に人間界で活動する際に使用する形態。この形態は人間界での諜報活動には向いている反面、戦闘力は真の姿と比べると若干劣るらしく、ゲーム内での戦闘にてこの形態のインジャネーノを撃破すると真の姿へと形態変化する。

魔・インジャネーノ(真の姿)

インジャネーノの真の姿。人型の姿で倒されると、この姿になり二戦目に入る。必殺技は緑色の炎を操る「魔炎ジャネーカー」

ゲーム版

初登場は第4章。この章ではモクノームの森の奥地でケータたちと遭遇し、そのままバトルに流れ込む。

その後、第5章にてUFO墜落ミステリーの解決のために動いていたケータたちと再び遭遇し、作中2回目のバトルになる。

そしてしばらくたった後、第8章にてケータたちとまた遭遇し、3度目のバトルとなる。ストーリーの構成上、この時点でケータたちとのバトルで3度目の敗北を味わうこととなる。しかしその直後、空から件のUFOが現れ、なんとUFOに吸い込まれていったのであった…

劇場版

ゲーム "妖怪ウォッチ3" のストーリー上重要なキャラであるためか長らくアニメ版への出演はなかったものの、2023年1月公開予定の劇場版、『妖怪ウォッチ♪ ジバニャンVSコマさん もんげー大決戦だニャン』(本編97・98話)に登場することが明かされた。

余談だが、今回の劇場版公開は彼が初めて登場した "妖怪ウォッチ3" の発売から実に6年半以上の年月が経過しており、否が応でも時の流れを感じさせるものとなっている。

劇中では「超巨大化、わしの好きな言葉じゃけぇのぉ」と前年に公開された映画の台詞のパロディを行っている。

ウィスパーがシリクサに行ったことに便乗してヨップくんにチョコボーとソフトクリームを奪わせ(詳細はヨップくんの項を参照)、更にジバニャンとコマさんを洗脳して戦わせていた。

そして後半(本編98話)にてついにケータ達と対峙。(ケータ達に見つかったのは色々あって妖Zonの発送センターに戻ってきたウィスパーがインジャネーノに捕まったため。)

最初はウィスパーを盾にしてフユニャンコマみの必殺技をいなし、更に魔・インジャネーノへと変身してケータ達にトドメを刺そうとするも、ケータのジバニャンとコマさんへの強い想いに応えた二人の妖怪メダルがシン・ジバニャンとシン・コマさんのメダルに変化、ジバニャンとコマさんの召喚を許してしまう。

しかし二人は依然としてインジャネーノの洗脳下だったが散ってしまったチョコボーとソフトクリームを見せられたジバニャンとコマさんの洗脳が解けてしまう。

そしてそのまま倒そうとしたが巨大化の時間が切れて元の姿へ戻った二人に「魔炎ジャネーカー」をぶつけて大ダメージを与えたものの、コマみが(メカの素よろしく)チョコボーとソフトクリームを与えたことでヒーローニャンダークコマーに変身した二人に圧倒され、二人の必殺技「ジャスティス肉球」「ダークファントム乱舞」を食らい、遂に撃破された(ちなみにヒーローニャンとダークコマーの必殺技発動時にはあの妖怪の強化形態のBGMが流れていた)。

ちなみに、今回彼がチョコボーとソフトクリームを奪ったきっかけは、エンマ大王(虫歯になったのが理由で)「チョコボーもソフトクリームもなくなればいいのに」と言っていたため(ぬらりひょんも歯医者に行けと何度も言ったのだが文字通り雷を落とされたらしい)で、それを小耳に挟んだ彼はエンマ大王に媚びて出世するためにそれを実行していた。

———当然インジャネーノがエンマ大王の怒りを買い、ジバニャンとコマさんの怒りの矛先が逃げようとしたエンマ大王に向いたのは言うまでもない。

アニメに関する余談

今回インジャネーノは独断で動いており、おそらくアニメにおいてはあの妖怪の部下ではないと思われる。

ちなみにエンマ大王が虫歯になったのはこの映画の前日譚(本編96話)にてぬらりひょんが温泉旅行に行っている間にお菓子(スイーツ系)を食べ過ぎてしまったからと考えられる。

関連タグ

妖怪ウォッチ ボス妖怪

此処から先は……妖怪ウォッチ3の重大なネタバレがあるので注意!

彼の正体は、妖怪ウォッチ3のラスボスであるゴゴゴGF忠臣である。

彼は、ゴゴゴGFが先代エンマ大王に宇宙に追放されてもなおゴゴゴGFの部下あり続け、555年間もゴゴゴGFの帰りを待ち続けながら野望達成の下準備を続けていた。

そんな忠誠心の賜物なのかゴゴゴGFの正体と過去を知っており、ケータイナホに、ゴゴゴGFの悲しい過去を語った。

また、自分達が行ってきた妨害を退けてきたケータやイナホの力を高く評価していることを最終決戦の直前に彼らに伝えている。

最期にはゴゴゴGFを守る最後の砦としてケータ達に襲いかかるも数々の戦いを経験してきた彼らに敗れ、「ボス…最後までお供できんで…すんません…」と言い残して消滅した。