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影とりプロジェクターの編集履歴

2024-11-05 19:49:52 バージョン

影とりプロジェクター

かげとりぷろじぇくたー

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。

概要

初出はてんとう虫コミックス第19巻に収録「影とりプロジェクター」。


この機械で人の影を撮影し、壁に投影することで、その影の人物が今何をしているかを影絵で見ることができる。この道具を使っている間、対象者の影は機械に吸い込まれているため地面などには映らない。


星野スミレとの関係

人気アイドルにしてかつてのパーマン3号であった星野スミレとの関係は語るに外せない。


スミレが婚約するというゴシップが流れ、ドラえもん達はその真相を知るためにこのひみつ道具を使って調査することになる。


スミレの影を切り取り、大忙しなスケジュールの中で動く様々な影を見ていたドラえもん達だったが、夜遅くになってから帰宅したスミレが何かに怯える姿を目にする。


胸騒ぎを覚えてスミレの自宅に向かうと、リビングでスミレの前に座っていたのは二枚目スターの落目ドジ郎。ゴシップが流されていたのは彼の仕業だったのだ。

こんな所業に及んだ理由は、自分と結婚しないことに苛立ったためであったという。


そんなあまりに卑劣な行動を見かねたドラえもん達が影とりプロジェクターを使いオオカミの影絵で彼を驚かせる。肝っ玉を潰した落目は脇目もふらず逃げ出していった。


スミレはドラえもん達に少し話がしたいと部屋に入るように誘う。

「疲れているのに悪いよ」と渋る彼らに「つかれてるからお話ししたいのよ」とほほ笑んだ。


そしてスミレが彼らに自身の秘密を打ち明け、ドラえもんとのび太のモノローグとして内容をぼかす形でこの回は幕を閉じた。


星野スミレはぼくたちにだけ秘密を話してくれました。

遠い遠い国にいる、好きな人のことを。

でもそれをここに書くわけにはいきません。ごめんね。



余談

  • このエピソードのラストカットでは向かって左にのび太、真ん中にドラえもんが座る形になるのだが、ドラえもんはアングルと足の短さの関係で椅子にふんぞり返るように見えてしまい、よくコラ画像に使われてしまっている。

  • 2016年に公開されたアニメ版では落目に迫られる場面で恐怖から思わずロケットを握りしめるというパーマンファンならニヤリと出来るシーンが追加された。

  • 実はドラえもんの世界では(おそらく)子供向けテレビ番組としてパーマンが放映されている。完全な地続きの世界線ではなく、パラレルワールドか何かなのだろうか。

関連タグ

ドラえもん ひみつ道具

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