モナコ
もなこ
ヨーロッパ西南部に位置する立憲君主制の公国。
曖昧さ回避
「AxisPowersヘタリア」のモナコはモナ子(仮)及びモナ子さんを参照。
概要
正式名称はモナコ公国。最大の市街地はモンテカルロ
面積2.02平方km(世界第二位の小国)、人口3万6297人(2023年)
ヨーロッパの南部地中海北岸に面し、残り三方をフランスに囲まれた都市国家。
リヒテンシュタインとアンドラと共に、現在世界に三ヶ国しかない「principality」の存在する公国の一つである。現当主はアルベール2世。
EUには加盟していないが関係がかなり深いフランスとは自由に出入国ができ、通貨も協定によってユーロを導入している。
主要産業が観光と金融業で、国営カジノや外国籍も含めた住民に対して所得税を課税しないタックス・ヘイブンでも知られるが、夏季に市内の車道を貸し切って開かれる「F1モナコグランプリ」と、冬季に山岳部の公道を封鎖して行われるWRC(世界ラリー選手権)開幕戦「ラリー・モンテカルロ」が有名で、どちらも伝統と格式を誇る大会である。
渡航
モナコ大使館は本国常駐だが90日以内の滞在なら査証は免除。
フランスとの出入国審査は基本的にないが、フランスに入るときに1万ユーロ以上の外貨を持ち込む場合申告義務が発生。
日本の外務省は危険情報は発令してないが、カジノやホテルでのスリや置き引きに注意してほしいとのこと。日本大使館はフランスが兼轄。
余談
モナコ公女カロリーヌ(アルベール2世の姉)の息子である(つまり大公の甥)アンドレア・カシラギが「美形プリンス」であると一時期話題になった。
しかし、父親が一般人であるため正確には「プリンス」ではない(称号は父方から継承される)。
ただし、モナコの大公位継承権は女系の子でも有するため、継承権4位とされている。