ドロレス

どろれす

ドロレス(Dolores)とは、スペイン語に由来するヨーロッパの女性名。本項目では『Z.O.E dolores_i』に登場するオービタルフレーム、およびその搭載AIについて解説する。

人名について

スペイン語で「痛み」、「悲しみ」を意味するドロール(Dolor)に由来した女性名。

ちなみにロリータ(Lolita)という単語はドロレスの略称であるロリ(Loli)にスペイン語の指小辞である-itaをつけたもの。

メタトロンを豊富に使用した最強のロボット兵器オービタルフレーム…のはずなのだが、本人(AI)の性格は一言で言えば夢見がちで乙女チック。

戦闘行為を好まず、花を愛で、ランナー(曰く「運命のおじさま」)に懐いており、一見すると兵器とは縁遠いが……。

その正体は最初のオービタルフレームイドロの残骸を使用して作られたOFの一体。

ドロレスの性格は本来のAI性格ではなく、「軌道エレベータの破壊」と「破壊の阻止」という相反する任務を入力された為に生み出された人格である。

そのため、危機に陥るなどの際には本来の人格である「イシス」が目覚め、本来の戦闘用OFの機能をすべて発揮すると共に外見が変化する。

後に主人格をドロレスになるよう調整されて機体の全機能を発揮できるようになったが、無人機OF制御プログラムである「マス・コントロールシステム」と共にイシスの人格をハトール・チャイルドに奪われてしまったため、変形機構は失われてしまった。

ハトールの見よう見まねでベクタートラップを用いて身を隠す能力を発動しているが。よく勘違いされるがこれはゼロシフトではない。

軌道エレベータを支える為に月と軌道エレベータ間の空間圧縮を行ったが、機体のすべてのメタトロンを消費した為に機体は失われたが、AIは新たに作られた宇宙貨物船エンダー号の制御AIとして移植された。

イドロのメタトロンを使用していた事から、イドロにコピーされていたドロレス・ヘイズの記憶はドロレスもまた保持している。