解説
バフラムが火星の民間企業ネレイダム・ユニバーサル・テクノロジーと共同開発した新兵器。メタトロン関連技術が随所に用いられたことで、全ての面でLEVの10倍以上の能力を持ち、LEVや航空兵器では考えられない速度、機動性、推進力、出力、武装、さらに慣性を無視した機動能力等(幾何学的、直角的な動き、最高速から瞬間停止、スラスターを使用せず空中静止する等)を実現している。
動力源は反陽子生成炉(アンチプロトンリアクター)。メタトロン製のリアクターで生成した陽子と反陽子をぶつけて対消滅を引き起こすことによりエネルギーを生む半永久機関であり、オービタルフレームは最も安価な無人量産型のラプターでさえこれを標準搭載している。
実際に主力LEVであるファントマと無人量産型OFであるラプターを2172年の時点で比較した場合でも50倍の戦力比較となる。実際に5000機のファントマで200機のラプター相手でさえ押されてしまうほど。最新鋭のファントマⅡですらラプターの前では遥かに見劣りしてしまうレベル。
ANUBIS時代になるとLEVの性能もあがっているが、アヌビスの技術解析によりオービタルフレームの性能が爆発的に上がっており、更に差が生まれている。(AX2001/7,10/特集、特別号)
OF、フレームと略称され、操縦者はフレームランナー、ランナーと呼ばれる。
ソフトウェア面には高度な人工知能 (AI) を搭載し、初めて搭乗した民間人が戦闘を行えるほど操作は自動化されている。一部の特殊な機体を除き、人型で、人間の小指にあたる部分が親指のような形をしていること(手の形状が左右対称)、脊柱が極端なS字に曲がっていること、胸元に球形のAIユニットがあることなどデザイン上の共通点となっている。脚部の先端に足に相当する部位は無く、ジェフティなど、着地時に展開式の降着装置(ランディングギア)を用いて機体を安定させるものもある。
なお、有人OFは極一部を除いてコックピットが股間にある(メカニックデザインの新川洋司氏曰く『コックにあるからコックピット』)。これは片膝をついた状態で容易に乗降が可能になる等のメリットを持つ。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
ZOE Z.O.E ANUBIS ZONE_OF_THE_ENDERS ジェフティ アヌビス アージェイト