ZONE OF THE ENDERS
CV:下和田裕貴
14歳。いじめられっ子で両親も離婚している為かとても内向的。
バフラムによるアンティリア襲撃で偶然ジェフティに乗ったことから、 そのフレームランナーとしてコロニー脱出を手伝うことになる。
一般人かつ普通の少年であるため、戦闘経験は皆無。
そのためジェフティに搭載されているサポートAI「ADA(エイダ)」の力を借りてジェフティを操る。
勿論ADAのサポートやジェフティ自体の圧倒的性能もあるとはいえ、初戦でジェフティを奪いに来たオービタルフレームを退ける等、ところどころに才能の片鱗が見える。
最初は機械的なエイダのやり方や考え方に対して反発していたが、彼が人命を最優先したりエイダを気遣う姿勢に対して、次第にエイダが学習、レオの考え方に合わせていくようになっていった。
物資搬入用エレベーター内で、つかの間の休息を取る最中でADAに自身の幼少時代を打ち明ける。
幼い頃からいつも一人ぼっちで、父も母も共働きのため滅多に家にいることがなく、三人で一緒に過ごす時間なんてなかった。10歳になった日、父が木星に行くことが決まった時久しぶりに三人で食事に行った時間が、とても嬉しかったとのこと。
しかし、食事中両親は口論していた。息子をどっちを引き取るかで揉めていて、取り合うのではなく相手に押し付けようとしていたという。そのこともあり、自分は不必要な存在と受け止めてしまい希望を失っていく。友達や学校の先生からもそのような扱いを受けてきたため『僕がいなくても誰も困らない』、『僕が死んでも、きっと誰も悲しまない』という気持ちに長く苦しめられてきたが、ジェフティに搭乗したことで幼馴染のセルヴィスを初め、ADAと出会い、エレナやサンダーハート達と出会ったことで必要な存在になったことで 再び希望を持つことができた。
最後はアヌビスと遭遇しながらも、アトランティス号の支援によりなんとかコロニー「アンティリア」からの脱出に成功する。
Story Between
(ZOEとANUBISを繋ぐ公式Web小説。読みたい方は下部の外部リンクへ)
アンティリア脱出後、バフラムにより木星圏が封鎖されていたためにカリスト近辺に潜伏していたが、その際に本人の強い希望で特務伍長として任官。アトランティス号艦載LEVのV2の二号機のパイロットとして登録された。
一号機のパイロットはアンティリアで支援を行ってくれたロック・サンダーハート曹長。
アンティリア事件での仲間や父親の死がきっかけで強迫観念めいた強さへの渇望が生まれ、積極的に操縦訓練を受けるようになる。訓練を重ねるうちにその才能は開花していき、正規の軍人であるサンダーハートを遥かに上回る技量を発揮していく(訓練開始時点ではサンダーハートとの模擬戦の勝率は約30%だったが、約8ヶ月後には勝率95%にまで跳ね上がっている)。
だがある日、潜んでいた基地がついにバフラムの部隊に発見されてしまう。戦力差は圧倒的であり、持ちこたえられる可能性は低い。ジェフティだけでも先行して火星へ送るべく、格納したコンテナをサンダーハートとレオのV2でカタパルトまで運ぶことに。
そしてコンテナの射出準備完了まであと30分という所で、サンダーハートから「ジェフティを火星に送るのは解体するため」という真実を聞かされてしまう。バフラムの部隊の一部はカタパルトにも迫っており、射出までの時間を稼ぐために単独で迎撃に向かったサンダーハートは戦死。
ADAの目的は、ジェフティの自爆によるバフラムの軍事要塞アーマーンの破壊。
バフラムに対抗する連合軍の目的もまた、危険因子であるジェフティの解体。
レオはその両方を防ぐためにジェフティを火星に送るべきではないと判断し、カタパルトの射出角度を独断で変更。メタトロンが産出されるカリストに送り込むことでジェフティのメタトロン反応を隠すことを計画する。
以後、彼はビックバイパーを駆り、孤独な戦いに身を投じる。
失いたくないものを、今度こそ守るために。
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
CV:鈴村健一
アンティリア襲撃事件から二年後の世界を描いたANUBISでは地球軍に協力する立場で登場。
時を経て立派な青年へと心身共に成長している。
V2の三号機であるアドバンスLEVビックバイパー零に搭乗し、ディンゴからジェフティを取り返すために挑むが、レオのことを覚えていたエイダがレオに呼びかける事でお互い話し合いになり和解。 久しく会った彼女に『相変わらずだなぁ……』と吐露していた。
その後はディンゴと別れ、残った地球軍の残党を集めて決戦に挑む準備をしていた。
最終決戦でエイダを救うためにアーマーンへ赴くが、ノウマンの罠によって機体が破壊されてしまう。
最後には機体が破壊されながらもディンゴとジェフティの手によって無事帰還。
彼女自身が『プログラムに命令を超えることはできない』と言っていたものの自身に課せられたプログラムに反発したため「私は命令に背いたのでしょうか」と疑問を抱いているエイダに「それでいいんだ」と語りかけていた。