概要
パスファインダー部隊に所属し、危険地帯での輸送やルート構築を旨とするニケ。
周囲の地形や、構造物の配置から的確な進路を導き出すことに長ける。
しかしながらアークの地上への興味が薄れるにつれて活躍の機会が減り、副業としてアーク内での配達業にも従事している。(また、アーク拡張計画が終わったために役割が消えてしまった。)
時間もお金も有り余ってる人に向けた「ドラマティックな配達」をウリとしており、パーティにサプライズプレゼントを登場して盛り上げにひと役買ったり、客の愚痴を聞いてやったりなどと運送業というよりは水商売に近く、職業柄かやたらとへりくだり相手を持ち上げるクセがある。
最近は運送自体はドローンや配送用のロボットがいる事もあり、上記のような付加価値を持って何とかやっていけていた。
副業のストレスはなかなか大きいようだがその分収入も潤沢であり、身につけている装身具は高級なブランド物ばかりである。
だが稼げば稼ぐほど更にお金が欲しくなるのが人の性、より金になる仕事を求めるあまり、アウターリムのフィクサーであるシックスオーの仕事に飛びついてしまったのが運の尽き、以来弱みに付け込まれてシックスオーの手駒にされており、カウンターズの地上任務に派遣された際にはシックスオーの仕事を優先し、命がけの現場でありながら部隊の足を引っ張り続けた。
もともと精神的に強いとは言えず、ルート探索がうまくいかなかった時はテンパってしまい過呼吸になってしまった。
最後には自身の保身のために、無許可※で危険物(クリスタル地帯のクリスタル)を持ち出そうとしたため、フラジャイルの怒りを買い、足を撃たれて行動不能となり更生館に入れられてしまった。
しかし、何も持ち込めないはずの独房の中にシックスオーからの端末が入れられて、彼女はもう戻れない事を悟ってしまった。
- ※指揮官はリヴァリンの立場を慮った上で、『今回の探索で手に入ったもっとも価値の無い物』を報酬として要求したことに対し同意している。それによりシックスオーに対する面目を保つためだったが、指揮官に無許可でこれを行ったので、流石に情状酌量の余地が無くなってしまった。さらに言えば、クリスタル地帯のクリスタルは電力を吸収した上で、周囲の物を取り込んで成長していくと言う極悪な危険物質である。
復讐鬼とかテロリストとか、独裁CEOとか、単純な罪業で言えばより凶悪な人物はいるものの、突き抜けた大罪人よりもリアルで生々しい小悪党のほうがヘイトを貯めがちというのは創作の常であり、リヴァリンは現段階に於いて「最も指揮官に嫌われた人物」と評しても過言ではないだろう。
ゲーム内での性能
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コード | |
武器 | |
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余談
- 指揮官からの評価は『顔と体だけは良いが性格はアレ』と言う評価。ビジュアルだけは良いのに、性格と行動で全部台無しにしていくと言うキャラである。上記の通り、かなりやらかしているが目的としてはクロウの様なそれなりの建前や確固たる目的を持っておらず、とにかく小悪党のような立ち回りを行う。
- 基本的に反省をしない他責思考と言う事もあり、指揮官たちをイライラさせる。自分がこういう行動をするのは『シックスオーのせい』だから仕方がないと思って行動し、地雷を踏みまくる。基本的にクリスタル地帯で起きたトラブルの何割かは彼女が主軸になっている。
- そういう事をするな→わかりました!→またやる。を行っているため情状酌量の余地が無い。もっともシックスオーの重圧もあって精神状態は常に焦ってる状態ではあったのだが。フラジャイルと『シックスオーとは縁を切る』と言う命を懸けた約束までしたのに、結局反故にして仕事を請け負い金を稼いでいた。
- 詳細は不明だがリヴァリンがシックスオーの仕事を請け負ったせいで、フラジャイルの妹が死亡している。この時にフラジャイルは許す代わりに『シックスオーの仕事は二度と請けない』『約束を破ったらリヴァリンを殺してフラジャイルも死ぬ』と言う約束を交わしている。……交わしていてやってしまっているのである。
- もっとも、クリスタル地帯の進行を強行はハンマリングたちも賛同した他、指揮官がアークでの権力を確固たる物にすると言う意志をもって、その選択を決裁したからでもある。(ラピを始めとするカウンターズは一時撤退を進言していた)
- 指揮官に好意を露骨に向けるニケの一人。ただし言い寄るたびにラピに妨害を食らっている。何なら必要以上に指揮官に近寄らないようにラピが嘘までついたため、指揮官は結婚済みで既に二人の子供がいる、と言う事になってしまった。
- エリシオンの社長であるイングリッドも気にはかけていた物の、副業許可を出す事が精々であった。他の部隊に編入することも考えていたようだが、ニケの部隊員は例外を除き三名までと言う規定があり、生活の事が心配だからという理由では許可されなかった。
- 指揮官たちからの評価としては一時期、ニケで出てくるヘイトキャラのトップを走り続けていたが、二周年記念で実装されたイベントストーリーでもっと凄い奴が登場してしまい唖然とさせた。
- 一方リヴァリン以上の悪事をしているにも関わらず、向こう側は人気があるため突き抜けた悪役キャラの人気の強さという物かもしれない。