「タクティカルな動きを期待する。」
概要
CV:田中理恵
アークのニケ製造3大企業の一角「エリシオン」のCEO。母からCEOの座を引き継いだ。
3大企業のCEOの中で唯一、頭のネジが吹き飛んでいない常識人。身だしなみや立ち振る舞いは完璧な女性軍人だが、時折不穏な空気を醸し出す。
自社製のニケに対しては「社長」ではなく「教官」と呼ぶように徹底している。
「ニケこそ最も優れた兵器である」という信念の元、会社経営に邁進する女傑。
しかし、ミシリス・インダストリーのような強引でハイリスクな手段は好まず、あくまでも堅実な方法での技術進歩を目指している。
人物
性格
生真面目で厳しい性格である。
部下が超過できない大きなミスをした時や、自社製ニケのしょうもない出来事に付き合わされた場合などは、目を大きく吊り上げて怒りマークを付けた変顔で怒ることも。
一方でニケを兵器として考えつつも、彼女たちの尊厳を大切にし、優しく接している。
- ネオンが「伝説の銃」のパーツを探していると自身を訪ねてきた際、自身も「伝説の銃」のパーツを集めていたが多忙のため完成できなかったことを明かしたうえで、彼女に自分のパーツを渡して「伝説の銃」の完成を託している。
- 同胞たるニケの処断という精神的に負担のかかる任務に就く秘密部隊エクスターナーのギロチン、 メイデンの2人のメンタルケアには気を使い、2人の頼れる上司として信頼し合っている。
- ポリが人間の警察官だった頃、自分の愛犬「ポリ」が犯罪組織の爆弾テロに使われ、その際にイングリッドを庇って殉職した際、すぐにニケとして蘇生する処置を執った。なお、この時に犬の遺伝子が混ざってしまった可能性があり、そのせいで現在のポリの見た目と性格になってしまうのだが…。
- トーカティブ侵食されたモダニア(マリアン)がアークに帰還後、すぐに脳洗浄を指示して侵食を食い止めた。その後は、指揮官の心情を汲み、彼女自身はモダニアを研究材料にすることはしなかった。
- 第二次地上奪還作戦失敗後から4年間ラプチャーと戦いながら地上を彷徨った末にアークへ帰還した量産型ニケ・ラピの戦闘データを解析し、彼女のNYMPHに刻まれた理想像を基に、新たなボディを与えてエリシオン所属のニケとした。そしてラピに配属を希望する部隊を問い、数年後に新設されたアブソルートへ配属させた。
- なお、ラピとレッドフードがひとつのボディを共有している事実を知った際は、彼女たちの尊厳を優先したのではなく、1人のニケに別人格が存在していることはアークにとって危険すぎる(※)と判断し、ラピの研究に関わった量産型ニケ全員に研究を中止させたうえで彼女たちの記憶消去を行った。しかし、ラピ本人については処分などはせずに、自由にさせている。
- ※ニケのNYMPHに特定の人物のデータを注入して人格を入れ替えてその人物に生まれ変わらせる、死んだ人間を生き返らせる、同一人物を何人もコピーできる、などの技術が世に広まってしまうことをイングリッドは恐れたのである。
- なお、ラピとレッドフードがひとつのボディを共有している事実を知った際は、彼女たちの尊厳を優先したのではなく、1人のニケに別人格が存在していることはアークにとって危険すぎる(※)と判断し、ラピの研究に関わった量産型ニケ全員に研究を中止させたうえで彼女たちの記憶消去を行った。しかし、ラピ本人については処分などはせずに、自由にさせている。
年齢
2024年12月開催の限定イベント『FOOT STEP,WALK,RUN』に、第二次地上奪還作戦失敗後から4年後(すなわちメインストーリーから54年前)の彼女が登場しているが、現在の姿と全く変わっていない。また、この当時でエリシオンの社長の座に就いている(CEOか否かについては不明)。
詳しい年齢は不明だが、前述の描写からして70年以上生きていることは確実である。
ミシリスのCEOであるシュエンから「おばさん」と罵倒された際に激怒し、脳洗浄後を受けたモダニア(マリアン)からは「怖いおばさん」と呼ばれて絶句してしまうなど、年齢を気にしてる描写がある。
タクティカル
イングリッドは「タクティカル」という言葉をやたら多用する。
BlaBla(現実で言えばLINEのようなメッセージアプリ)のプロフィールに、「タク→ティ↘カル↗」とイントネーション付きで記載しているほど。また、非常時に使用するBlaBlaの秘匿アカウント名は「タクティカルティタク」で、彼女を知る者が見れば正体はバレバレであり、指揮官からもツッコミを入れられている。
これらの描写はプレイヤーの間で大いにネタにされ、「タクティカルおばさん」またはその略称である「タクおば」の愛称で呼ばれている。
公式でもネタにされており、NIKKEグローバル人気投票第2回のイングリッドからのメッセージ(後述の関連動画を参照)では、普段よりもやたらに「タクティカル」と口走っている。
今やメガニケにおいて「タクティカル」は、彼女を象徴する言葉になったと言っても過言ではないだろう。
関連動画
どきどき!NIKKEグローバル人気投票 - イングリッドからのメッセージ
どきどき!NIKKEグローバル人気投票第2回 - イングリッドからのメッセージ
関連人物
指揮官と共に行動したニケのスペックが上がる現象に興味を示し、彼にシミュレーションを受けさせ、実戦とシミュレーションに大きな差があることに着目。さらに実戦で確かめるために、アンダーソン副司令に難易度の高い発電所調査任務への派遣を薦める。
その後、新人でありながら目覚ましい戦果を上げる指揮官とカウンターズが中央政府の目に留まらないように、アンダーソン副司令と相談のうえで、アークから追放するように偽装して前哨基地に送って、彼らの身の安全を保証した。
モダニアの件以降は、彼からの情熱的な説得もあり、カウンターズの後ろ盾の一人となって、影ながら彼らを支援している。
ただしイングリッドによる彼への評価は「理想主義者」と、手厳しいことを言っている。
共に指揮官とカウンターズを支援している存在。
ラプチャーやアーク内の状況など、様々な情報の共有を行っている。
対等に話していることから、彼とは旧知の仲である模様。
E.H.(エリシオン・ハーパー)
テロ組織エンターヘブンの現リーダーの女性(人間)。イングリッドからは「ハーパー」と呼ばれている。
エキゾチックのクロウ(元々クロウがエンターヘブンのリーダーだった)に裏切られ、採掘用爆弾を地上に運搬した時に遠隔操作で爆破されて致命傷を負い、これがきっかけでアークテロ事件が始まり、E.H.はその犯人に仕立て上げられてしまう。
事件収束後はリペアセンターに運ばれて治療が行われ、イングリッドと面会したが彼女の口から余命が2日しかないことを告げられると、ニケになって罪を償いたいと懇願。イングリッドも了承して、ニケの手術をする準備に入る。
名前に「エリシオン」が含まれていること、リペアセンターで面会したイングリッドに「久しぶりね」と話しかけていること、エリシオンの秘密部隊であるエクスターナーの存在を知っており「イングリッドは完成させたのね」とエクスターナーを創設する構想を知っていたことから、イングリッドおよびエリシオンとはなんらかの深い関係があるようだが、現時点での関連性は不明。