シトラリ
しとらり
オープンワールドRPG『原神』の登場人物。
プロフィール
人物
ナタの部族「謎煙の主」に属する祭司。夜神の国との交信術や占術に長けており、革新的な祭器を幾つも開発するなど、その名声はナタ全土に響いている。
だが当の彼女は騒がしさを嫌う非社交的な性格で、自分の家に引きこもって仕事に没頭し、外に出てくる事は殆どないという。
容姿も内面も言動もうら若い少女のそれだが、こう見えて外見よりもかなりお歳を召されている部族の年長者らしく、「黒曜石の老婆(グラスバーバ)」なる異名が付いている程。
吉凶をやたらと気にするムアラニからは人生の大先輩として敬われつつも、暴論と詭弁を使い分ける強引な手腕で付き纏われており、ムアラニを家に上げずに平穏な日常を送る事は彼女の目下の目標となっている。
所属が同じオロルンは、彼が物心つく前から部族の皆で育ててきた可愛い孫のようなもので、彼のためなら普段より積極的に行動する。
余談
- 名前の元ネタはアステカの言葉であるナワトル語での「星」、あるいは「星のスカート」を意味するアステカ神話の創造神「シトラリクエ」からと思われる。
- 好きなものは酒と肉。若さの秘訣は「肉を食え」と語り、劇中でも事あるごとにステーキを所望していた。一方、酒の方は弱い上に酒癖も悪く、登場早々に酔っ払った顔で呂律も回らない愉快な光景をユーザーに見せつけた。
- 彼女含むナタキャラの多くは表情パターンが豊かで、グラフィック内で割と自由を利かせられることができるようになった影響を如実に受けていると考えられる。
- 元々職務的に人と接する事が少なく、また実年齢的にジェネレーションギャップを感じているため、他人と会話する時に挙動不審になりがち。
- ある程度面識を持つと会話も成り立つようになるが、同時に過激な思考も垣間見る事があり、怒ると鞭でしばくなどスパルタな一面が見れる。
- それでも言葉に独特のイントネーションがあり、和訳では「イマ(今)」や「コト(事)」などカタカナになる。
- 自身の外見と実年齢を、小説でいう「見た目は若いお爺さん」や「見た目は少女なのに百戦錬磨の英雄」に例えており、稲妻の娯楽小説がナタにまで普及し、読んでいると思われる。