概要
九十九八橋のスペルカード。三方向に複雑な軌道を持つ音符弾を発射する。軌道を変える弾=諸行無常?
弁々のスペルカード、平曲「祇園精舎の鐘の音」と対になっている。
- 諸行無常の琴の音
平家物語冒頭の有名な一節から。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き者もついには滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。
- 諸行無常
仏教の根本思想とされる三法印の一つ。(ほかの二つは「諸法無我」「涅槃寂静」 また、これらに「一切皆苦」を加えたものを四法印という)
「諸行(すべてのもの)は無常(常に生滅変化し続け、同じ状態に留まることはない)である」とする。
日本において移ろいゆく物に美を見出す「無常観」は、この諸行無常から発展したもの。