概要
『めろんぱん学園』「七不思議編」57話、58話に登場したゲストヒロイン。
七不思議の一つである、「夜の校舎から聞こえる謎の歌声」の正体。儚げな雰囲気を纏う。名称は不明。
事故で恋人を失っためろんぱん学園の校長(詳しくはこちらの七不思議編を参照)が作り上げた。
開発したのは米村ぜんじどうなるどっかで聞いた名前の科学者らしい。
詳細
内部にはオリジナルの彼女から取った多大な歌声のデータが入っている。
普段は音楽準備室の中の隠し部屋に居るが、同話でKAITOストーリーがダークマター2号(ルンバ)で偶然部屋を見つけたことにより、めろぱかメンバーと邂逅することとなった。
校長の悪口を言うと検知して、それを発言した相手に襲いかかるという機能がある。同時期のロボアニメの少女かな?
(作中では彼のことを3度も「アホ面」とぼやいたサムライ翔の胸ぐらを掴んだ)
なお先述の校長の声を聴き取るために聴覚センサーの感度がすこぶる高く、かなり遠くからでも聴き取れる(なおオリジナルの女性の性格を再現した模様)。
しかし校長自身が613回も被害にあっており、いつしか学園の七不思議の一つ「廊下で子供をあやす謎の影」として取り上げられていた。
なお翔に反応したのは、校長の若き日の姿が彼の酷似していたからである※(校長自身が悪口を言っていたというのは彼女を作ったこと、自分の都合のいい言葉を歌わせてきたことなど自分のエゴを責め立てていた)。
彼は今まで何度も彼女のデータを削除しようと葛藤していたが、一方で誰かに自身の心の声のSOSを聞いてほしかった模様。
校長の自費で今まで活動を維持してきていたが、Zeppツアーへの出費で遂に維持費が底をついてしまった。
それをきっかけに、上述のこともあり遂に校長は機能停止を決断するが···
先のダークマター2号が見つけた(?)際にぶつかった衝撃がきっかけか、校長の思いがテクノロジーを超えたのか、彼女はシンギュラリティを起こし校長のパソコンや自身のデータにもない曲を歌い始める(この際、彼女に校長とオリジナルの女性の記憶が現れるような描写があるため、ひょっとしたら······)。
最期は校長の腕の中で眠るように停止した。
彼のパソコンに“アンサー”を残して。
「私なら___だったよ」
余談
『めろんぱん学園』のゲストの中で初めてスポットが当たったキャラクターにして、ヒロイン枠である。
※校長にそっくりというのは、若い頃の写真が翔のサブチャンネル「サムライ翔の部屋」のアイコンと同じ容姿という小ネタ。