本編での関係
二人ともベネリットグループ御三家の跡取りである(正確にはシャディクはサリウス・ゼネリの養子であり、本編13話ではシャディク以外にもグラスレーの後継者候補は他にもいる発言がある)。
本編での動向
1話
主人公スレッタ・マーキュリーが受けていた実習中にグエルが決闘をしながら乱入する。決闘の立会人を務めるシャディクが実習中の教師・生徒らに決闘委員会が承認した正式な決闘であることを説明している。
「各自 手出し無用に願いたい」
スレッタとの決闘においてもシャディクが立会人を務め、グエルの搭乗機ディランザの出撃シーンにて「派手だね〜」とコメントしている。
両者向顔によりエアリアルに搭乗しているのがミオリネと判明した際、シャディクから「グエル、決闘相手の変更を承認するのか?」と問われ、グエルからも「了承する」と芝居じみた返答をしている。
スレッタがエアリアルに乗り込みミオリネと口論をしたのち「あんなのに負けません」と言われ激昂したグエルが「シャディク!決闘相手を再変更だ!」と呼びかけ、「了承しよう」と会話。
1話からお互いの名前を呼び合って気安く会話をしている仲である
3話
グエルとの再戦のため決闘委員会ラウンジに赴いたスレッタをシャディクが出迎える(この時シャディクはスレッ夕相手には一人称に「僕」を用いてやや対外の女の子向けの話し方をしている)。
決闘に何を賭けるか問われたスレッタに対し、決闘に賭けられるものを説明する。例として「金、謝罪、女」をシャディクがあげるとすぐさまグエルが「女を賭けるのはお前だけだ」と冷ややかに突っ込んだ。
表面的には決闘に女を賭ける遊び人のシャディクとそれに呆れているグエルの図が浮き彫りになる。
8話
「うちの寮に来いよ。シャワーもある」
決闘に3度も負けたことで寮を追い出され、キャンプしていたグエルは男子生徒数人からいじめられていたが、シャディクが現れたことでいじめは終わる。
シャディクはグエルの退寮だけでなくキャンプ地まで把握してわざわざ出向いたことになる。
グラスレー寮に来るように誘うも、「俺との決闘を避けてたヘタレに媚びるつもりはない」と断ってきたグエルに対し
「避けてたのはお前になら任せられると思ったからだよ」
と湿度のとびきり高い発言をするも、ラブコメ主人公ばりの難聴を発動させたグエルが「あん?」で済ませたため、濃い湿度はキャンプ地の大気に霧散した。
難聴にも怯まず連絡先を記した(と思われる)ハンカチをグエルの傍に置き、
「俺はお前のこと、結構気に入ってるんだ」
とこれまた爆弾を落としてシャディクは去っていく。
シャディクが去った後、憐れまれることを良しとしないグエルはテーブルの上からハンカチを叩き落とす。
余談だがこの「シャディクのハンカチ」は2023年3月10〜12日に渋谷にて開催された「機動戦士ガンダム 水星の魔女EXPO」で再現された「グエルのキャンプ」でもバッチリテーブルに置かれていた。
20話
一連の事件の黒幕がシャディクだと理解したグエルが冒頭からキレている。
この話にてシャディクがグエルのことを昔から嫌いだったことが判明する。
Season1ととのうSP
収録:機動戦士ガンダム水星の魔女 vol.4 Blu-ray
ヴィム、グエル、ラウダたちジェターク家の過去描写が多いが、番組内で出されたグエル中心のキャラクター相関図ではグエル→シャディクは青い矢印で「ヘタレ」、シャディク→グエルは紫の矢印で「結構気に入ってる?」と記載されている。
相関図の矢印は青・黒で表記されているものが「いけ好かない」「ムカつく」などのマイナス感情として扱われており、逆に好意や信頼関係はピンク、赤、オレンジで示されている。
グエル→シャディクは「俺との決闘を避けてきたヘタレ」と言うマイナス感情のようだが、
シャディク→グエルの矢印の色は「好意」と「敵意」の色が混ざった紫なのである。
※なお、シャディク→グエルの感情はseason1から表面的には好意的だがきな臭いところがある描き方をされており、20話でシャディクがグエルのことを明確に嫌いであることが判明する前の特番であったため、恐らく完全なネタバレを避けるために紫色なのだと思われる。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』フェス〜アスティカシア全校集会〜
2023年8月6日に幕張メッセてま開催されたイベントでありBlu-rayが発売されている。
「この決闘に勝利したものは、スレッタのプログラムの時間を使って最高のひと時をプレゼントする。立会人は、ジェターク寮のグエル・ジェタークが務める」
「続いては…問題の、シャディクさん」 ※キャラではなく声優の言葉です
「問題なんて心外だなぁ〜!」
(被せ気味に) 「問題のシャディクさん?」 ※キャラではなく声優の言葉です
「僕が選ぶ勝者は…!シャディクさぁ〜ん!!!」 ※キャラではなく声優の言葉です
キャラではなく声優の言葉ながらも二人の仲のいい絡みが沢山見られる素晴らしいBlu-rayである。