安藤昌益

あんどうしょうえき

安藤昌益とは、江戸時代の思想家。社会主義者。医師。（1703-1762）

概要

出羽国秋田郡二井田村下村（現在の秋田県大館市二井田）の豪農の家に生まれた。

仏門に入って禅を学んだが、仏教の教えと現状に対する疑問を抱き、医師・味岡三伯の下で修行をするようになる。

陸奥国八戸で開業医となり、1753年に代表作『自然真営道』を刊行した。

彼は農業を中心とした無階級社会を志向した。皆が自分自身で農業生産を行えば飢饉や争いもなくなり、平和で平等な社会を実現することができると主張した。

この考え方は社会主義・アナキズムの先駆けとして後世で注目されるようになる。

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