スピードワゴンとは
- ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクター。
- 上から名前をとったお笑いコンビ
である。
「こいつはくせえーッ!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜーッ!!こんな悪(ワル)には出会ったことがねえほどなァーッ!環境で悪人になっただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついての悪(ワル)だッ!」
『ジョジョの奇妙な冒険』のスピードワゴン
フルネームは「ロバート・E・O・スピードワゴン」。
しかし長すぎるためみんな単にスピードワゴンと呼んでいる。
静かに去ったりクールに去ったりする。クールなほうが知名度は高め。
ロンドンの貧民街を根城とするチンピラのボスで、ディオの後を追っていたジョナサンにケンカを仕掛けて敗北するも、「親を悲しませたくない」という理由から手加減をしていたジョナサンの紳士的な姿に惚れて友情を結ぶようになる。
善人と悪人がにおいで判別できるらしく、第5部のあの人の先駆け的存在でもある。(上記のセリフは、この能力からディオへ放ったもの。)
ゴロツキではあるが、人情を大切にする義理堅い好漢でもある。
第一部
帽子に刃を仕込んでおり、この帽子を回転させながら投擲して戦う。が、戦闘に使用したのは一回だけ。
というのも、それ以降に彼が相手取っていた敵である屍生人(ゾンビ)を倒す方法が「波紋などで太陽のエネルギーを流し込む」、「頭を完全に破壊する」の二通りなので、刃物で戦うのは難しかったからであろう。実際、彼はそれ以降の戦闘ではハンマーを使い、頭を潰すという戦法で戦っていた。
波紋の才能は全く無かったが、サポート役に徹してジョナサンの良き友人で有り続けた。
第二部
石油王となり、老齢ということもあり直接戦闘に参加することはなくなったが、
財力と技術力で彼の孫であるジョセフをサポートし続けた。
最終的にはスピードワゴン財団を設立し
彼自身が亡くなってからも財団がジョセフ以降の歴代の主人公達をサポートしていった。
余談
スピードワゴンと言えば帽子。帽子を投げる→スピードワゴン化。
コマのインパクトも手伝ってか、本項の上記のセリフと並んでスピードワゴンに関するネタとして代表的なものとなっている。上述通り、使ったの一回こっきりのはずなのだが、ジョジョファンからは割と高い頻度でネタにされる傾向にある。
一巡後の世界を舞台とした第7部においても、北米大陸横断レースのスポンサー企業の中に、
「スピードワゴン石油株式会社」という名前が認められる。
声優
小野坂昌也 (PS2版)
上田燿司 (テレビアニメ版)
関連タグ
ジョジョの奇妙な冒険 ジョナサン・ジョースター ウィル・A・ツェペリ
お笑いコンビのスピードワゴン
井戸田潤(左)と小沢一敬(右)のコンビ。あまぁ~い!で有名な人たち。
余談だが、第1部「ファントムブラッド」の映画では実際に井戸田がワンチェン、小沢がダリオ・ブランドーの声を当てた。
更に余談だが、この映画に上のスピードワゴンは出ていない。