サイドカー
二輪車にもう一輪加えて側車を備え付けた変則的なバイクである。その歴史は古く、量産型の自動車が世に出回るまでは庶民の足として幅広く使用されていた。
第一次大戦および第二次大戦においても小回りがきくことから大いに使用されており、pixivに投稿されているサイドカーのイラストもミリタリー関連の物が多く占めている。
四輪車が普及した昨今ではあまり見かけることはなくなったが、それでも趣味の一環として愛好されている。
かつてはBMWやカワサキなどの大手バイクメーカーもサイドカーを開発していたが、現在は撤退している。
現在サイドカーを開発・販売しているバイクメーカーはごく少数で、日本では普通のバイクに後から側車を取り付けるタイプのサイドカーが主流となっており、一種の改造車として認知されてもいる。