概要
朝鮮半島から中国東北部にかけて広大な領土を獲得した韓国の王。
姓は高、諱は談徳(だんとく、タムドク)で、正式な諡は「國岡上廣開土境平安好太王」
偉業を称えて「広開大王」「広開土大王」と呼ばれる。
「三国史記」によると393年に平壌に9つの寺を創設するなど仏教に厚い人物であったらしく、
何度か百済を攻めて服従させると、今度は中国東北部に遠征して領土拡大を行った。
413年、38歳で死去。
414年、息子・20代高句麗王の長寿王によって偉業を記した広開土大王陵碑が現:中国の吉林省に建てられた。