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bB(トヨタ)

びーびー

bBとは、トヨタ自動車で生産(初代モデルのみ)・販売されている小型トールワゴン型乗用車。初代はヴィッツ、2代目はパッソ/ダイハツ・ブーンをベースにしている。

初代(2000年-2005年)

初代ヴィッツとプラットフォームを共有し、エンジンは1300ccと1500ccの2種類が設定された。スタイルは箱型のアメリカンなもので、20歳代の男性をターゲットにした車種だが、箱型のボディ形状からなる広い室内や車体前後の見切りのよさなどもあって、幅広い層のドライバーから人気を得た。 なお開発にあたってはベースの初代ヴィッツが存在していたこともあり試作車を製作せず、CGで作成されたバーチャルクレイモデルを用いた「フルデジタル設計」で製作されている。

2代目(2005年-)

エクステリアデザインは、初代では「箱」を強調していたが、当時大ヒットとなっていたホンダフィットや2代目日産キューブに対抗するため、先進性も取り入れうねりを効かせたさらに派手なデザインとなっている。フロントグリルにはネッツ店専売車種であることを表す楕円形に「N」をかたどったエンブレムが付けられており、初代では全く装着されていたなかったトヨタのCIエンブレムもリアドアに装着された。リアコンビネーションランプの形状は、以前販売されていたWiLL_VSにも似た形状となっている。 先代はトヨタ・ヴィッツと同じプラットフォームをベースにしていたが、コストと最小回転半径を小さくするためベースはパッソブーン)となった(実際、最小回転半径は初代比0.6m縮小され4.9mとなった)。しかし、ホイールベースの延長によって居住性を高め、1.5Lエンジン(詳細は後述)も設定されるなど、パッソより車格が上がっている。 ダイハツブランドでは、「クー」の名称で2006年5月8日に発売された。外装はおとなしめなデザインとなり、装備も実用性を重視し、bBとの大幅な差別化を図っている。なお、2代目はベース車やクー同様ダイハツ工業で生産される。2008年4月10日にトヨタ自動車・ダイハツ工業・富士重工業の3社による業務提携強化を発表し、その一環として、OEM車種のスバルデックスを同年11月13日に発表・発売された。

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