六合塚弥生
くにづかやよい
CV:伊藤静
概要
公安局刑事課一係に所属する執行官。
基本的に感情を表に出すことが滅多になく、残虐な事件にも沈着冷静に対応するクールな女性。
その一方で新人の常守朱を気遣ったり、親友を殺されて落ち込む被害者の友人に寄り添うなど、温かな心も持ち合わせている。
唐之杜志恩と分析室にいることが多く、その関係からか現場でも犯罪ケースの分析を担当することが多い。
趣味は音楽鑑賞で、余暇には音楽を聴きながら音楽雑誌を読んでいる。
夢に破れた猟犬
かつてはシビュラ公認芸術家としてアマチュアロックバンドを組んで音楽活動に勤んでいたが、その行動と音楽の方向性がシビュラシステムの判定に引っ掛かり、潜在犯扱いで補導されてしまう。またシビュラからは音楽家の適性がないと診断されていたらしい。
しばらくは諦めきれずに更生施設でも音楽関連の書物やグッズを取り寄せていたが、かつて飛び入りでセッションをしたことから六合塚が親しみを感じていた非公認芸術家・滝崎リナが反社会活動を展開していること、その六合塚が新公館の適性を持っていたことから、監視官だった狡噛慎也から協力を要請される。
当初は滝川の疑念を晴らそうと半信半疑での協力だったが、潜入先で佐々山光留が暴れたため混乱する中で親友と遭遇。そこでシビュラに自分たちの音楽を否定されることに憤って反社会活動を起こしたことを明かされ、共に戦おうと誘われる。
このとき、狡噛からドミネーターを渡されていたため、撃ってでも滝川を止めようとしたもののはじめから狡噛がドミネーターに六合塚を認証をさせていなかったため撃つことができず、結局は逃げられてしまう。
しかしこの行動が彼女に執行官として生きる決意を固めさせ、以後公安局で潜在犯を追い続けている。
夢に破れ、道を踏み外す者たちを増やさないために。