TVシリーズ(第1期)
第2話において、六合塚が分析室から出てくる場面が百合的に怪しすぎるとして、
多くの百合好きが盛り上がった。
(脚本に深見真が関わっていることも後押ししたと思われる)
が、その後本編中にて二人の明らかな百合的絡みが少なく、あくまでも「疑惑」に留まっていた。
しかし「PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray&DVD vol.1」の
初回生産限定版の特典として公開されたノーカット脚本に、
前述の場面(通称:問題シーン)に「(実は六合塚との情事後)」と記載がある。
そして、最終話では両者が全裸でベッドに横たわっているシーン(事後描写)がハッキリと描かれ、
公式カップリングであることが明かされた。
ちなみに六合塚はレズビアン、唐之杜はバイセクシャルという設定が公式小説版(詳細は後述)・公式ガイドブックにて描写・記述されている。
公式小説版における設定・描写
公式ノベライズ版・前日譚小説にて、二人の関係についてより詳細な(テレビでは描写できない)シーン・設定が追加された。
深見真による小説版(TV版ノベライズ)
- 六合塚はバンド時代に多数の大物女優や女性スポーツ選手と性的関係を持っていた過去設定
- 過去に六合塚は滝崎リナと恋人関係であり、肉体関係もあった
- 「1」の段階で刑事課一係で二人の関係を知らないのは朱だけ。(唐之杜が「私のブラジャーを賭けてもいい」と言った時に縢に「いらない」と突っ込まれたり、唐之杜が狡噛に冗談半分で「私とあなたがセックスしていたら…」と言った時に即座に「六合塚を泣かせるな」と言われたことから。一係の中では公認カップルであった模様。ちなみに「2」の時点では知っている様子)
- 二人の馴れ初めは滝崎リナが公安局にこっそり送った六合塚との情事を隠し撮りした動画がきっかけである。(ちなみにこの動画は唐之杜の計らいで公の目に触れることはなかった)
- 唐之杜の気持ちに不安を抱き、寝ている間に悪夢を見て目を覚まし、苦しむ六合塚に唐之杜が優しい言葉を掛けて慰める描写
高羽彩による前日譚小説(ゼロ/名前のない怪物)
- 六合塚も唐之杜と逢瀬を重ねることに安らぎを感じている心理描写の強調
吉上亮による「1」と「2」の間を描いた小説(「About a Girl」)
- 恋人との情事後に元恋人のことを思い浮かべた弥生の繊細さ
- 弥生の無事を願う志恩の心の描写
- 滝崎リナとのビンタ対決の際、自分が弥生の現在の恋人であり、「今の恋人(弥生)と一生添い遂げるつもり」と堂々と言い放った志恩の漢女っぷり
以上の点を踏まえると…
……公式が最大手であった。
余談
2013年3月23日に開催された「PSYCHO-PASS フィナーレスペシャルイベント」の裏話によると
(相思相愛だがどちらかと言うと)唐之杜のほうが六合塚にゾッコンとの事。
更に、同イベントで二人は同じ香水をつけているという裏設定が披露された。
ちなみに、PSYCHO-PASSの世界では同性愛は認められている。
(小説版・公式ガイドブック参照)