「征陸親子」(読み方:まさおかおやこ)とは、オリジナルアニメ『PSYCHO-PASS』において実の親子関係にある征陸智己と宜野座伸元のことを指す。このタグが付けられるのは、カップリング未満の、純粋に二人の親子関係を描いた作品である場合が多い。
概要
厚生省公安局刑事課一係において、宜野座は監視官、征陸は執行官という立場にある。
当初は単なる上司と部下という関係だと思われていたが、3話で二人の間に何らかの確執があることがわかった。また、6話で宜野座の父親が潜在犯であることが述べられ、9話では征陸が常守に対して宜野座の生い立ち等を語っていた。
そのため、一部ファンの間では「二人は親子なのではないか」と推測されていた。
そして、本編2クール目の13話「深淵からの招待」の後半にて、二人が親子であることが判明した。
注意
二人の腐向けカップリングタグとしては「征宜」「宜征」があるが、「征陸親子」というタグの場合、純粋に親子関係を描いた作品やカップリング未満の作品、昔日の二人を描いた作品に付けられることが多い。
二人が近親相姦の関係にある作品の場合は、基本的に「征宜」「宜征」のタグが使用される。なお、親子タグとカップリングタグが併用される場合もある。
小ネタ
お互いの呼び方
基本的に征陸は宜野座のことを、本人の前では「監視官」と呼ぶが、本人がいないところでは「伸元」と呼んでいる(3話、9話)。
13話で宜野座に呼び出されて展望テラスで会話をする際には、征陸は宜野座に対して「お前」と呼び掛けていた。
また、18話以降、征陸は宜野座と2人きりの場合には、宜野座のことを「伸元」と呼んでいる。宜野座はそれに対して特に反発はしていないようだが、19話では顔を顰めていた。
親子写真
19話のアバンで、征陸のセーフハウスにて狡噛がリボルバーを撃つ練習をしたあと、征陸がかつて所有していたと思しき黄色いバイクに乗って出奔するシーンが描かれていたが、その際にセーフハウス内の卓上に置かれている写真立てが映された。その写真立てには、幼い頃の宜野座(と思しき少年)と、それを抱きかかえる征陸の姿がおさめられた写真が入っていた。
写真が撮影された時期は不明。
なお、この写真にて確認したところ、征陸の左手はまだ義手ではないため、この後に何らかの出来事があり征陸は左手を喪ったと思われる。
家族構成と苗字
宜野座の母親、すなわち征陸の妻はすでに逝去しているとのことである(13話)。宜野座に他に兄弟姉妹がいるのかは不明。
なお、二人の苗字が異なることについては特に説明されていない。
関連イラスト