(※このページの以下の記述は「宜征」のページと同様の記述を用いている部分があります)
概要
「征宜」(読み方:まさぎの)とは、オリジナルアニメ『PSYCHO-PASS』の登場人物、征陸智己×宜野座伸元の腐向けカップリングを指す。
なお、二人は実の親子であるため、このカップリングの場合、二人は近親相姦の関係ということになる。
二人とも厚生省公安局刑事課一係に所属しているが、宜野座は監視官、征陸は執行官という上司と部下の関係である。
3話において、事件の推理をする征陸に宜野座が一方的に激昂する等、二人の間には何らかの確執があったような描写がなされていた。
4話以降も、アバター事件において捜査現場で狡噛が征陸の名を出すと宜野座が不快そうに顔を顰めたり(4話)、三年前のクラブハウスの事件では征陸からの状況報告に宜野座が舌打ちをしたり(12話)と、主に宜野座のほうが一方的に征陸を憎んでいるような描写が多々あったが、13話で二人が親子の関係にあることが明らかになり、上記の宜野座の行動は潜在犯となった父親への反発であることがわかった。
注意
このタグは征陸×宜野座の腐向けカップリングタグである。
純粋に親子関係を描いた作品やカップリング未満の作品、昔日の二人を描いた作品には「征陸親子」というタグが付けられる場合が多い。親子タグとカップリングタグが併用される場合もある。
なお、逆カップリングのタグとしては「宜征」がある。
小ネタ
13話「深淵からの招待」
13話の後半にて、犯罪係数が悪化しつつある宜野座がカウンセラーに「親しい人に悩みを相談するように」とアドバイスされ、展望テラスに征陸を呼び出すシーンが描かれた。この際、宜野座が「あんたはそんな不本意な生き方のために、俺を、母さんを巻き添えにしたのか」「今さら父親面しようっていうのか」と征陸に対して告げ、征陸が宜野座の父親であることが判明した。
二人はこのときの会話によって、完全に和解したというわけではないようだが、13話以降は若干関係が好転したように見受けられる。
17話「鉄の腸」
槙島を逮捕したものの身体を負傷した狡噛と朱が治療を受けている間、暴動後の街中で宜野座・征陸・六合塚の三名は捜査の続行および行方不明となった縢の捜索を行なっていた。
この際、病院に収容しきれない負傷者の簡易治療所になっていると思しきスタジアムの観客席で、宜野座と征陸が槙島の処遇について話し、征陸が「頼んだぜ、監視官」と宜野座の肩を肘で小突く親しげなシーンがあった。これに対し、宜野座は「馴れ馴れしいぞ、執行官」と反発している。
18話「水に書いた約束」
オフィスでの話し合いの際、征陸は、宜野座に矢継ぎ早に意見を述べる狡噛に対して「お前は問いただす相手を間違えている」と告げ、宜野座を庇うような素振りを見せている。
また、このあと狡噛と朱が立ち去り、六合塚も食事をするために席を立ったため、オフィスには征陸と宜野座の二人が残された。この際、宜野座は狡噛の席に座り、眼鏡を外してそれを磨きながら「なぁ、どうすれば良かったんだ」と征陸に問い掛ける。征陸はそれに対し、「正解はない、あるのは妥協だけだ」と言い、宜野座に「なぁ、伸元……身を守れ」を助言した。このとき、征陸は作中で初めて宜野座本人に「伸元」と呼びかけている。
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