フェブルアール・ツヴァイ

ふぇぶあーるつゔぁい

春原ロビンソン作による漫画『戦勇。』のキャラクター。

概要

初代ルキメデス復活の為にディツェンバーによって集められた12人の魔族の一人。

その為急に動くと腰や関節に痛みが走る呪い（老化）が発症する。そして総入れ歯。

左腕が口の生えた黒い球体となっており、そこから伸びた触手を突き刺し攻撃する。

触手は伸縮自在だが、伸ばせる長さには限界があり、触手を固定された状態で吹っ飛ばされると

途中で千切れてしまう。しかし千切れた状態から再び伸ばすことも可能。

※以下、本編ネタバレを含むため注意

Web版では第1章10話ラスト、アニメ版では11話にて初登場。

魔界に帰ろうとするヤヌアを背後から襲撃し、

触手で体を刺し貫き弱ったところを連れて帰ろうとした。

しかしヤヌアが鮫島から貰った小刀（にかけられた魔法の効果）のお蔭で軽傷で済み、

ロスに触手を踏まれた状態で蹴り飛ばされ触手を千切られる。

その後やってきたアレスやヒメちゃんたちと遭遇し、

アレスたちに注意を向いた隙を突かれてルドルフに捕獲された。

しかし、ヤヌアを貫いた際に触手の一部を体内に残しており、それによってヤヌアを洗脳状態にする。

実は左腕の黒い球体にも顔があり、それにも独立した人格がある。

こちらは一人称が「オレ」の男性的な口調と性格。

ただし所謂「本体が別パーツ」という訳ではなく、あくまで人格が二つで一つの双頭のようなものらしい。

そのままヤヌアを操り彼の転送魔法によって周囲にいたロスやルキごと本拠地である城へワープしたが、

彼の転送魔法に掛かる体への負荷による予想外の激痛から途中で中断させてしまい、意図せずに初代ルキメデスの眠る次元の狭間に辿り着く。

そこにヤヌアを救うために駆け付けた鮫島と戦闘となり、彼の常識はずれな能力に圧倒され、

最後は必殺の「男気ビーム」を受けて敗北した。

次元の狭間から脱出後は男気ビームの効果で男らしい性格に更生され、

ディツェンバーたちの計画をロスたちに話し、その後は男らしく生きる為どこかへと旅立っていった。

第2章では本編中での直接的な登場は無し。ディツェンバーの話の中でいまだ

男らしく生きるための放浪を続けている事だけがわかる。

またルキの回想にて、元々は2代目ルキメデスの城の各階層を守護するフロアボスであったが、

2代目がエルフ>に倒された場面を目撃したことで旗色の良い方を支持するため過激派の魔族に寝返っていたことが明かされた。

ちなみに直接的な描写はないが、初登場の際に

ロスやアルバ達が牢屋に入れられていた村の住人を皆殺しにしている。