概要
テレビドラマ『相棒』の主人公・杉下右京が係長を務める窓際部署。
警視庁本部庁舎3階の組織犯罪対策部組織犯罪対策五課の奥に、居を構えている。
警視庁が不要と判断した人材を杉下の元に着かせて自然に辞めさせるための役割を持ち、警視庁不要人材の島流し、警視庁の陸の孤島と言われている窓際部署。
元々は、外務省高官宅篭城事件を解決するために小野田公顕によって作られた「緊急対策特命係」の名残。
そのため、部屋の表札は当初、かつて激昂した右京によって叩き割られた「緊急対策特命係」の表札の破片の一部だったが、後に新しく「特命係」の表札が作り直され、以降はその表札がかけられている。
特に依頼されない限りは仕事は与えられないが、その分行動範囲は自由とも言え、大抵は自ら(勝手に)積極的に捜査に乗り出して、数々の事件を解決している。
能力自体は一目置かれるが、大抵それらの手柄は右京によって捜査一課など事件の主導を握る部署のものとなり、特命係に正当な評価は与えられることはほとんど無い。これは、右京の持つ信条による。
自由に動ける分、所属する個人のコネも広く活用でき、組織で動く他の部署には出来ない捜査活動が可能となる。
部署の部屋は、小さいながらも必要最低限の物は揃えられていると同時に、ガラス製のチェス盤が置かれていたり壁際の棚の書類棚中にはティーカップとソーサーが仕舞われているなど、右京の趣味による物も置かれている。
相棒
杉下右京の相棒として特命係に所属していた人物。