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虎耳状斑の編集履歴

2013-04-16 13:40:47 バージョン

虎耳状斑

こじじょうはん

虎耳状斑とは、ネコ科の野生動物の耳の裏側にある斑点模様のこと。

虎耳状斑(こじじょうはん)


トラやヒョウ、チーターなど、野生のネコ科猛獣全般の耳の裏に見られる特徴的な模様。

大抵が黒地に白い斑点が一つあるという物であることが多いが、種によって形状は微妙に異なる。

http://fuchaka.exblog.jp/15012336/

因みに、イエネコでは存在しないか、あっても痕跡程度の事が多い。


ライオンではこの虎耳状斑が、狩りの際仲間同士の視覚的コミュニケーションの一助になっていると考えられている他、単独で生活する小型のヤマネコではライバルを牽制する際、この虎耳状斑を誇示する行動が確認されている。

然し、虎耳状斑については、詳しい事はまだ解明されていない。


ネコ科動物をイラストにする際、最も見落とされ勝ちな特徴のひとつと言える。 トラ耳やヒョウ耳等を描く際はこの特徴を踏まえ、間違った描写をしないよう注意が必要である。



虎耳状斑の有無とその様子

ライオン:虎耳状斑は基部が黒い

トラ:虎耳状斑は中央に白丸

■ヒョウ:虎耳状斑は先端黒、白帯、基部から半分まで白色

■ジャガー:先半分が黒で、その中に白丸

■ユキヒョウ:ヒョウと同様で白帯

■チーター:基部が黒い

■ウンピョウ:トラと同様に背面真っ黒で中央に白丸

■イリオモテヤマネコ:虎耳状斑はヒョウ型で白帯

■ベンガルヤマネコ:虎耳状斑は白帯で大きい

■スナドリネコ:虎耳状斑はトラ型だが三日月型

■サビイロネコ:先端黒、基部赤色っぽく、中央に白い虎耳状斑

■マレーヤマネコ:背面は黒くなく虎耳状斑あまり目立たないがある

■マーブルドキャット:ベンガルヤマネコ型で明瞭

■ボルネオヤマネコ:背面は黒で白い斑点はない

■アジアゴールデンキャット:中央に淡色のかすかな虎耳状斑

■アフリカゴールデンキャット:中央に淡色のかすかな虎耳状斑

■マヌルネコ:虎耳状斑はない

■ヨーロッパヤマネコ:背面は体と同色で虎耳状斑はない

■ジャングルキャット:背面は赤みがあり、かすかに虎耳状斑がある

■ハイイロネコ:体と同色で虎耳状斑はない

■スナネコ:先端にいくにつれて黒く、虎耳状斑はない

■クロアシネコ:背面は淡色で虎耳状斑はない

■サーバルキャット:明瞭にある

■カラカル:背面は黒く、銀色の虎耳状斑がある

■スペインオオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑あり。

■ユーラシアオオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑を形成しないといえる。

■カナダオオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑を形成しないといえる。

■オオヤマネコ─ボブキャット:ベンガルヤマネコ型で、大きな三日月型

■ピューマ:背面は灰色がかった暗褐色で、白い斑点はない

■オセロット:背面は黒く大きな虎耳状斑がある

■タイガーキャット:虎耳状斑はベンガルヤマネコ型

■マーゲイ:虎耳状斑はトラ型

■アンデスネコ:背面は暗灰色で虎耳状斑はない

■コドコド:背面に虎耳状斑がある

■ジャガランディ:先端が暗色で虎耳状斑はない

■ジェフロイネコ:ベンガルヤマネコ型の虎耳状斑がある

■パンパスキャット:背面は黒く、ぼんやりした虎耳状斑がある

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