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虎耳状斑

こじじょうはん

トラなどのネコ科の野生動物の耳の裏側にある特徴的な斑点模様のこと。
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虎耳状斑(こじじょうはん)

虎耳状斑

トラやヒョウ、チーターなど、野生のネコ科猛獣全般の耳の裏に見られる特徴的な模様。

大抵が黒地に白い斑点が一つあるという物であることが多いが、種によって形状は微妙に異なる。

http://fuchaka.exblog.jp/15012336/

因みに、イエネコでは存在しないか、あっても痕跡程度の事が多い。


ライオンではこの虎耳状斑が、狩りの際仲間同士の視覚的コミュニケーションの一助になっていると考えられている他、単独で生活する小型のヤマネコではライバルを牽制する際、この虎耳状斑を誇示する行動が確認されている。

然し、虎耳状斑については、詳しい事はまだ解明されていない。


イラストにおける虎耳状斑

ネコ科動物をイラストにする際、最も見落とされ勝ちな特徴のひとつと言える。

トラやヒョウをモチーフとしたキャラの他、トラ耳やヒョウ耳等を描く際はこの特徴を踏まえ、間違った描写をしないよう注意が必要である。


虎とラットセンシティブな作品

ケモナーの一部にはこの模様にフェチに近い嗜好を持つ人もいるため、

デザイン上の意図などであえて通常の縞模様で描く場合を除き、トラなどをモチーフにする場合はやはりきちんと調べて描くことが良いと思われる。

海外ケモノ界隈では白い部分をハート型や星型にするなどのアレンジも見られる。


虎耳状斑の有無とその形状

ライオン:虎耳状斑は基部が黒い

トラ:虎耳状斑は中央に白丸

ヒョウ:虎耳状斑は先端黒、白帯、基部から半分まで白色

ジャガー:先半分が黒で、その中に白丸

ユキヒョウ:ヒョウと同様で白帯

チーター:基部が黒い

ウンピョウ:トラと同様に背面真っ黒で中央に白丸

イリオモテヤマネコ:虎耳状斑はヒョウ型で白帯

■ベンガルヤマネコ:虎耳状斑は白帯で大きい

スナドリネコ:虎耳状斑はトラ型だが三日月型

■サビイロネコ:先端黒、基部赤色っぽく、中央に白い虎耳状斑

■マレーヤマネコ:背面は黒くなく虎耳状斑あまり目立たないがある

■マーブルドキャット:ベンガルヤマネコ型で明瞭

■ボルネオヤマネコ:背面は黒で白い斑点はない

■アジアゴールデンキャット:中央に淡色のかすかな虎耳状斑

■アフリカゴールデンキャット:中央に淡色のかすかな虎耳状斑

マヌルネコ:虎耳状斑はない

アフリカンワイルドキャット:背面は体と同色で虎耳状斑はない

■ジャングルキャット:背面は赤みがあり、かすかに虎耳状斑がある

■ハイイロネコ:体と同色で虎耳状斑はない

スナネコ:先端にいくにつれて黒く、虎耳状斑はない

■クロアシネコ:背面は淡色で虎耳状斑はない

サーバルキャット:明瞭にある

カラカル:背面は黒く、銀色の虎耳状斑がある

■スペインオオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑あり。

■ユーラシアオオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑を形成しないといえる。

■カナダオオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑を形成しないといえる。

■オオヤマネコ─ボブキャット:ベンガルヤマネコ型で、大きな三日月型

ピューマ:背面は灰色がかった暗褐色で、白い斑点はない

オセロット:背面は黒く大きな虎耳状斑がある

■タイガーキャット:虎耳状斑はベンガルヤマネコ型

マーゲイ:虎耳状斑はトラ型

■アンデスネコ:背面は暗灰色で虎耳状斑はない

■コドコド:背面に虎耳状斑がある

■ジャガランディ:先端が暗色で虎耳状斑はない

■ジェフロイネコ:ベンガルヤマネコ型の虎耳状斑がある

■パンパスキャット:背面は黒く、ぼんやりした虎耳状斑がある


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続:デザイン再考中とら


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