概要
シャンプーの幼馴染。
暗器のムースの異名を持つ、暗器術「白鳥拳」の達人。
呪泉郷に落ちた事から、水をかぶるとアヒルに変身するという特異体質を持つ。
人物
一人称は「おら」、語尾に「~じゃ」とつけるなど、方言っぽい話し方をする。
ロングへアで、公式設定で美形扱い、他キャラと比して長身、と容姿には恵まれているはずだが、ド近眼なため牛乳瓶のふたのようなブ厚いレンズの眼鏡を着用している。
そのしゃべり方や眼鏡ボケのキャラゆえに、もっぱら三枚目としての部分が強く、実力や容姿に反して間抜けな印象がぬぐえないちょっと不憫なキャラでもある。
シャンプーに対して幼いころから片思いしているのだが、実力でシャンプーに負けており、女傑族の掟・「自分より強い男に嫁ぐ」という大前提を満たせていないため、シャンプーからはまったく相手にされていない。
そのため乱馬にべったりなシャンプーを見て、乱馬に対抗心を燃やしている。
しかし終盤に近づくにつれメガネをかけることが少なくなり、特に最終回の鳳凰山編ではメガネをかけているシーンは数コマしかない。
裸眼で乱馬とサフランの闘いを見守るなど明らかに視力が上昇している。
実は初登場時(5巻)はコロンを除けば乱馬にとって最強の敵と言っても過言ではない存在だった。
当時の乱馬はコロンの修行を受け驚異的なパワーアップを遂げ、良牙を瞬殺できるほどまでに引き離していたのである。
必然それと渡り合ったムースはあの時点では良牙をはるかに凌ぐ実力者であった。
しかし、それも6巻で良牙が乱馬に追いつくまでの話である。
玄馬、八宝斎、コロン、これ以上ない程の達人から教えを受ける乱馬と良牙を尻目に、ムースは猫飯店でのアルバイト生活が続き相対的な弱体化が進んでいった。
それでも我流で技の開発は行っていたようで、33巻では火炎放射の練習をしている場面がある。
なんだかんだいって努力家なのだ。