概要
『東方心綺楼』にて、秦こころは自身が元々持っていた希望の面を紛失してしまい、
感情が制御できず暴走してしまった。 そんな彼女のために豊聡耳神子が、新しく作ってあげたのが
この希望の面である。 ストーリーモードの神子シナリオのEDで登場。
EDイラストはモノクロなので色彩は不明。 神子が集めた信者の希望の結晶(人気)から創り出した。
見ての通り、神子自身の顔を模している。 その理由はこころに希望の面として使ってもらうのと同時に、
神子自身の知名度を上げる為と思われる。
希望の面を受け取った秦こころはその後、制御を取り戻し落ち着いたかのように見えた。
しかし、この面は彼女にとって完璧すぎて、存在を消してしまうほどの大きな力を持っていた。
それが新たな騒動の火種になってしまう。
異変解決後、秦こころは神子によって鍛え直されたこの面を使い続けている。
だが一体どういう訳か、彼女はこれをあまり被りたがらないようだ。
旧・希望の面
前述の通り、この希望の面は新デザインである。
旧デザインの物は、「お地蔵さんを髣髴とさせるような真っ白な子供の顔」であり、
現在はとある人物が宝物として所持している。
こちらの希望の面は、上記の新たな希望の面の力が強まっていくのと共に、
徐々に力を失っていく運命を辿る。
一個のお面として
希望の面は目を見開き、声を挙げて笑う人の顔のお面である。
笑う門には福来るという言葉を重んじたのか、希望の面という名に恥じず
見る人の笑いを誘う。 PIXIVでも、ネタの一つとして扱われている。
秦こころが、このお面は完璧すぎて自分自身の妖怪としての存在が危ういと
断言したのは、このお面が
1.豊聡耳神子が直々に作った事
2.豊聡耳神子の顔を模している事
3.大笑いで希望を表現している事
の3点が原因である。 このお面そのものの価値が、あまりにも大きすぎて
被って能を踊る者よりも、お面そのものに人気が出てしまっているのだ。
これでは希望の面自体が、さらに新しい妖怪になる恐れすらもあるだろう。
こころが危惧して、あまり被りたがらないのはその為と思われる。