CSI:マイアミの主人公。マイアミデイド郡警察署科学捜査班のチーフ。人呼んで「マイアミの太陽よりも熱い男」、外国の悪党曰く「マイアミ一厄介な相手」。トレードマークはサングラス。
日本語吹き替えでの担当声優は石塚運昇。
原語版では部下に対しても礼儀正しい慇懃口調、吹替え版ではハードボイルド全開の俺様口調と、言語と吹替えで口調の違いがかなり極端である。
ニューヨークで刑事として働き、その後マイアミデイド郡警察爆発処理班を経て、科学捜査班に異動する。
亡命難民の息子。幼いころ、父親から虐待を受けていた。その後、母親は父親に殺され、その父親をホレイショが殺害した、という過去がある。第四シーズンでデルコの姉のマリソルと結婚するが、悲劇的な最後を迎える(第5シーズン開始早々にきっちり報復を済ませた)。またレイモンドという似てない弟もいるが、彼もマフィアに狙われ、移住先である南の国で命を落としている。現在ではジュリアというやっかいな元彼女と、彼女との間に生まれていたカイルという息子がいる。
単に科学捜査だけでなく、桁外れの正義感の強さも相まってマフィアとの立ち回りや、トラックの狙撃など、さまざまなアクションをこなす。とりわけ犯人の追い詰め方がえげつなく、正攻法が無理ならありとあらゆる手段を合法的に使って逮捕し、常に非情な言葉を投げかけ(たとえ死んでいようとも投げかける。ただし、同情の余地がある場合は言い方がかなりマイルドになる)、時にはその死を本心から喜ぶ。その一方で、小さな子どもには優しい。実際、シーズン3のあるエピソードでは、物凄く同情の余地がある理由で人を殺してしまった幼児ではなく、少年が殺人を犯す元凶となった人物の一人の方に非常な言葉を浴びせている。
ちなみに演じたデヴィッド・カルーソは「ランボー」第一作目で新人刑事を演じていた。