湯たんぽ

ゆたんぽ

湯を使う暖房器具の一つ

概要

湯たんぽとは、暖房器具の一つである。

陶器・金属、あるいはポリエチレン、プラスチック、ゴム製の容器に湯を注ぎ栓をし、布団などに入れて触れる事で暖をとる。

物によっては氷水や水を入れる事で氷嚢や水枕にも使える。

「たんぽ」は漢字では「湯婆」と書き、湯を入れて寝る時に妻の代わりに抱いて温まるものの意味がある。

よって

抱き枕風の湯たんぽもあってもおかしくないはずである。

類似したものに「行火（あんか）」があるが、行火と違って電気や火は必要なく火災の心配がない。

ただし、熱源が湯（最高で100℃）ゆえに加熱力は低いため、広い空間を暖めるなら直接熱した方が良く、

また冷めやすくなるため小型化して携行するには不便であり、その点では行火の方が便利。

（行火を固定して家具にしたものがこたつ、小型化したものがカイロと言われる。）

最近はあまり使われないので、若者の中には使い方が分からない人もいると思われる。

イラストとしては

キャラクターデザインの湯たんぽや

人や動物を湯たんぽ代わりにするものも見られる。