魚類のカツオを切り身にし、加熱後、乾燥させて作る日本の保存食品。
「世界で最も硬い食品」と渾名されている。
加工工程の差異によって、カツオの魚肉を茹で干したのみの生利節(なまりぶし)、それを燻製にした荒節(あらぶし)、更にカビを付着させて水分を抜きながら熟成、と言う工程を繰り返した枯節(かれぶし…本枯節(ほんかれぶし)とも)がある。
また、これを削った物を特に「削り節」(けずりぶし)とも呼ぶ。野菜のおひたしや炊き立てご飯にそのまま振り掛けたり、味噌汁のだしを取るのに用いたりする。削り節を醤油で合えたものは特に「おかか」と呼ばれる。