概要
遥か太古の恐竜時代から存在していた3体のデーボモンスター。またの名を『恐竜を絶滅させた仲良し三人組』。
それぞれが恐竜の絶滅説の候補に挙げられている現象をモチーフにしており、恐竜絶滅後も度々復活していた。
感情を集める事を目的としている通常のモンスターと違い、純粋に戦闘及び破壊を目的としているため、感情を象った顔のシンボルを身に着けていない。
当初は各々で復活、行動し、キョウリュウジャーに敗れたが、ブレイブ21でプレズオンの機関を危惧した百面神官カオスや戦騎たちが全員を復活させた。メンバーの仲は良好で、全員の力をボールに込めて放つ『デーボス滅ボール』と言う必殺技を繰り出した。
メンバー
デーボ・ヒョーガッキ
凄まじい冷気を持つモンスター。自称『デーボス様の最高傑作』で、かつてはこの冷気で恐竜を絶滅させた実力の持ち主だった。
ブレイブ1では、デーボス軍の先鋒として街を襲い、阻止しに来たガブティラも氷漬けにしようとしたが、キョウリュウレッドに成す術もなく倒されていた。
デーボ・ウイルスン
あらゆる病を操って生物を苦しめる事ができるモンスター。かつてはこの強烈な病の力で恐竜絶滅の一因を作った実力の持ち主。
中世時代にも復活しており、ラミレスとアンキドンによって倒されたと思われていたが、破片がアンキドンの体内に取り付き、500年以上もの間増殖していた。
デーボ・ナガレボーシ
灼熱の隕石で地球を破壊する能力を持ったデーボモンスター。暗黒種デーボスの復活が近づいたことで現代に蘇った。
「ギンギンに~」が口癖で、自分の力と身体に絶対の自信を持つナルシスト。
余談
ちなみに劇中でも「恐竜絶滅の原因はこの3つが有力な仮説」と語られているが、現在は隕石衝突およびその2次災害(巻き上がった土砂や噴煙で日光が遮断され、そこから生態系が崩壊した)が最有力とされる。その一方、氷河期(恐竜絶滅後もしばらく温暖な環境が続いており、氷河期は現在でも落ち着いてはいるが継続中といわれているほど最近と言われている)と病気(人類史でもペストなど大規模な伝染病は蔓延したが、過去に病気が絶滅に追いやったような例はなく、必ず免疫を身につけ生存するものがいたため)は否定されている。