概要
CV:山崎裕太
越前リョーマの「兄」を名乗る少年。リョーマより2歳年上。リョーマのことを「チビスケ」と呼んでいる
幼少の頃、今日からリョーマの兄貴だと南次郎に連れて来られて、アメリカで生活していた越前家で一緒に暮らしていたが、いつの間にか出て行ってしまい、その後は街から街へと渡り歩いていた。
南次郎からテニスを教わったため、かなりの実力者。自称「南次郎直伝、本家ツイストサーブ」が得意で、その威力はリョーマのものを上回る。サイクロンスマッシュも短時間で見極め、打ち返した。その強さを、手塚は全盛期のサムライ南次郎に近いかもしれないと評した。
初登場はアニメ映画、「劇場版テニスの王子様 二人のサムライ The First Game」。映画のオリジナルキャラクターだが、設定を含むキャラクター自体は原作者が連載当初から考えていたもので、まったくのアニメオリジナルというわけではない。
その後、OVAでは、渡米したリョーマが練習中のリョーガを目撃する、という形で登場。セリフはほとんどなかったが、エンディングなどにも登場している。
「新テニスの王子様」にて、U-17合宿の選手として漫画本編に登場。平等院鳳凰が海外から「拾ってきた」らしく、代表帰国時、精神コーチの齋藤至は知らなかった。バッジNoは4。代表ジャージを着てはいるが、ウエアは映画版のものと酷似している。名乗り上げた回では映画版の再会シーンと似たようなやりとりが行われた。
上述した映画のエピソードが、原作でどのように扱われているかはまだ不明。
特徴
口癖は「まだまだだぜ」。
少々悪ぶったところのある、茶目っ気ある性格。
オレンジを常に携帯しており、しばしば皮ごと食べている。
越前リョーマに酷似した(リョーマを成長させたような)容貌をしている。
リョーマや南次郎との関係の詳細など、細かなプロフィールは現時点では一切不明。
原作者の許斐剛によると、「性格は南次郎」「顔はリョーマの2年後」「幼い頃、南次郎に家族同然に可愛がられた」とのこと。
ただし、リョーマは茶色の瞳だが、新テニでのリョーガは青い瞳(映画・OVAでは茶色の瞳だった)。
ちなみに、劇場版アニメのノベライズでは、「リョーマが5歳の時に越前家へやってきた」と記されており、血縁関係に関しては書かれていない。
これについてリョーマは、「なりゆきで預かることになった」、「リョーガという名前も、南次郎が勝手に付けたに違いない」と予想しているが、正確な理由は知らされてないらしい。