概要
普通名詞の山城
地名の山城、およびその派生
- 今の京都府南部の旧国名。「やましろ」と読む。平安京や室町幕府などが所在し、長く日本の中心だった。
- 旧日本海軍の戦艦。上記より命名。詳細下記参照。
- 上記の実在の軍艦を元ネタにした、艦隊これくしょんに登場する扶桑型2番艦。艦種は戦艦。CV:藤田咲
- その他日本の地名。旧国名以外にも各地に存在する。「やまじょう」と読む場合もある。
日本人の苗字の一種
山に築かれた城
戦艦
扶桑型超弩級戦艦の2番艦。
1917年就航、1944年戦没。
国家の威信をかけて建造された艦ではあったが、機関や主砲の配置に問題があり、幾度となく改装を繰り返した結果『艦隊にいるよりドックにいるほうが長い』、「欠陥戦艦」となってしまった。
太平洋戦争においてはほとんど戦闘に参加せず内地で練習艦として使われていたが、戦況の逼迫に伴い、レイテ沖突入作戦に投入された。
最期は姉妹艦の扶桑とともにスリガオ海峡で戦没。
同艦隊で生還した艦は駆逐艦・時雨のみであった。
艦隊これくしょん
データ
概要
モチーフ元が帝国海軍随一の不幸艦だったためか、姉の扶桑共々、どこぞの無能力者ばりに不幸を嘆くとっても辛気臭い艦娘となってしまった。
「艦隊にいるほうが珍しい戦艦」の異名を持つ為か、ドック入りの際にはそれを自虐するような台詞も。
とはいえ、ゲーム上で『欠陥』までは再現されていないので、性能的には他の戦艦に遅れを取ることはない。重巡洋艦とは一線を画する火力と装甲で活躍を見せてくれるはずである。
但し運の数値だけは低い。
そのため敵に狙われるとほぼ間違いなく被弾し、大なり小なり被害を受けて帰ってくる。
一応は戦艦なので耐久や防御には定評があるが、運がないせいで理不尽なクリティカルを受けることもしばしば。
なので彼女たちを運用する際は資材とバケツの備蓄に十分留意し、用法・用量を守って正しくお使いください。
姉のことは「姉様がいればそれでいい」と深く慕っているようだが、若干の危うさを感じないこともない。まあこの娘だけじゃないんだけどね(笑)。
なぜか改造後は扶桑同様、中破絵の露出度が上がる。
だが図鑑には登録されないのであった。
なお被弾時の台詞は、スリガオ沖海戦で艦隊司令の西村祥治提督が山城から放った指令を元にしている。