ホーマー・カタギリは、機動戦士ガンダム00に登場する、独立治安維持部隊アロウズの指令でもあり、グラハム・エーカーをミスターブシドーに仕立て上げた張本人でもある。
人物像
ユニオン軍の司令官。甥であるビリーとは対照的に厳格な性格である。日本由来の家系という事もあり、日本文化に造詣が深い。自宅も古式ゆかしい純和風で、畳敷きの居間には「我事に於いて後悔せず」と書かれた掛け軸がかけられている。CBとの決戦から生還したグラハムに、武士道の教えを説いたのも彼である。ただしグラハムは微妙に勘違いして受け取っているフシがある。甥のビリーに対しては甘いところもあり、小説版では彼の要請で、ユニオンに提供された10基の擬似太陽炉の内の1基を「量産化に向けた調査・研究」の名目で提供するという便宜も図ったことが明かされている。
Second Seasonでのホーマー
Second Seasonではアロウズの最高司令官となっている。イノベイターとも深い繋がりがあり、彼らを人類を超えた存在と捉え、その支配を受けることが恒久和平に繋がると信じている。アロウズの行いが悪であることも自覚しているが、その罪を背負う揺るがない覚悟を持っている。
最期
最終決戦後にアロウズの実態が世に暴かれ、解体が決定されるとともに自宅で切腹し、死亡した。