以下、進撃の巨人49話ネタバレ注意
概要
それは別冊少年マガジン10月号に掲載された進撃の巨人49話の衝撃的な展開をさす
・エルヴィンの片腕損失
エレンを連れ去ったライナーとベルトルト一味を追い詰める為、巨人を引き連れたエルヴィン。
巨人の大群の攻撃の矛先をライナー達に向かわせる事に成功。
ライナー達が巨人に襲われている間にエレンを救出すべく為、一同はその群れに突貫するが、
エルヴィンが
「進め！」
と叫んだ瞬間、突如現れた四つん這いの巨人に右腕を食い千切られてしまう。
しかしエルヴィンは倒れることなくベルトルトに向かって行き、エレンをベルトルトに縛り付けていた紐とベルトルトの胸板を一閃、こうしてエレンは無事救出される事となった。
腕を失くし自身の命を危険に晒しても尚、「人類の最後の希望」(とエルヴィンは考えている)であるエレンを取り戻すべく戦い続けた姿に、感銘を受けたファンは少なくない。
・ゲスミン
エルヴィンの件もあったが、何とかベルトルトの元にたどり着くアルミン。だが、エレンを背負うベルトルトに隙はなく、後一歩であるのに助け出せない。
アルミンは、先のエルヴィンの行動を思い返し
僕の命と他に何を捨てればいい？
と自問した結果、訓練兵時代のベルトルトを思い出し、人類の為に人間性や思いやりを捨てる事を選び
黒い笑みを浮かべ、
ベルトルト達の掛け替えのない存在が拷問にあっていると嘘を告げる。
アルミンのこの行動にベルトルトは
「悪魔の末裔が！根絶やしにしてやる！」
と猛烈な怒りを露わにした。
このアルミンの行動は作者自身がゲスミンと呼び、今までみた事のないアルミンの黒い表情に多くの読者はショックを隠し切れなかった。
ちなみに本誌で出てきた表情は修正版であり、諫山創先生の公式ブログにて描き直す前のもっと恐ろしいゲスミンを確認できる。
・余談
49話では諫山先生のサイン会で予告されていた、
というジャン最大の見せ場もあるのだが、この２つの展開があまりに衝撃的であった為にすっかり薄れてしまった。まさに安定のジャンである。
