概要
ローザリア王国の若きブラックプリンス。父である国王が病に臥せっているので全権を任されている。マルディアス全土統一という野望を持った野心ある人だが、ローザリアの内情を見る分にはそれなりに良政を敷いているようだ。
アルベルト編の序盤ではディアナと婚約を結んだことがわかる。また、アイシャ編ではタラール族の領地を配下にする展開もあり、彼らからは「カヤキス・レビタ」と恐れられている。タラール語で「黒い悪魔」の意味であり、彼のこの行動が根拠にあることは想像するに難くない。
ワガナハ カールアウグストナイトハルト イグゾー
しかし『ロマンシングサガ ミンストレルソング』発売後は、程なくして作中屈指のネタキャラになってしまう。
理由は、この見出しが示すとおりの、気合の入った棒読みだった為である。
そればかりか滑舌まで悪いときたものだから、ネタにならないわけがない。
その度合いたるや、FF12のヴァンなどとは比較にもならないのである。
オイヨイヨで滑舌悪いな〜などと思っている人は、一度彼のボイスを聴いてほしい。
滑舌の悪さと棒読みが両方とも重なった時、
オンドゥル語をも遥かに超えた世界が生まれてしまうのである。
- 「ホイ!」(来い!)
- 「ポーウ ヒョウテキトージョーダナ」(ほう、強敵登場だな)
- 「コノママレラゼンメツラナ」(このままでは全滅だな)
- 「スコシュハ 歯ゴタエノアル 敵ナノカ?」(少しは歯ごたえのある敵なのか?)
- 「チュカラヲタメスノニ チョーロ゙ヨイアイテガアラワレタラ」(力を試すのに丁度良い相手が現れたな)
- 「ココマデカー⤵」(ここまでか…)
- 「チュギハ 手加減 シュヨー」(次は手加減しよう)
- 「スペップモ☆」(ステップも)
- 「ゴ乱心ヲ」(ご安心を)
- 「賊将ノニザムヲシッテイルカ」(族長のニザムを知っているか?)
頼むから通訳を雇って欲しい。
このような「棒読み」になった理由の一説として、ナイトハルトには無数の影武者がいるという設定がある(事実、デスの生贄にした場合でもしれっと復活している)。そのため個性を出さない目的があるとすれば、棒読みに関してはわからなくもない。しかし、滑舌の悪さを兼ね備えた影武者が無数にいるとなると、途端に話が違ってくる。当然、容姿も似ている条件が加わるわけで、そんな人ばかり大量にどうやって用意したのだろうか、謎は深まるばかりである。
おわりに
最後に一言、ナイトハルト殿下へ質問したい。
ヒョウジュンゴハ ワカルカ?
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