概要
CV:茅原実里
『宇宙戦艦ヤマト2199』のオリジナルキャラクター。
大ガミラス帝国の宣伝情報相。アベルト・デスラーの側近の女性。情報機関の統括、国家宣伝・国民啓発等、職務は多岐に渡る。
灰色の肌、エルフ耳、広い額、絶ぺk…ではなくスレンダーな体型、意外と低めの背丈が特徴。地球換算年齢は何故か公表されていないので、もしかしたら訊いてはいけないのかもしれない(回想シーンを見る限り、デスラーより一回り年下なのは確か)。
性格・特徴
冷静沈着な性格だが、稀に激しい気性を露わにする。時折「おどきなさい!」「どいてよ!」と一喝して遮る者を押しのけて突撃する場面が見受けられる。また、同族かつ妹分の部下ミレーネル・リンケが死亡した際には人目を憚らず静かに泣き、第二バレラスへと向かったデスラーに置いてけぼりにされた際には絶望の悲鳴を上げていた。
通称『ジレルの魔女』。デスラーから多大な信頼を寄せられているものの、他の官僚や軍人たちからは使う手段や出自から快く思われていない。とはいえ、彼女の方もデスラー以外の純血のガミラス人全てとガミラス本星を心の底から見下し、「自分たちからは動かないから」という理由でイスカンダル人のことも本心から嫌っている。
ただしイスカンダル人や純血のガミラス人でなければ問題はないらしく、ザルツ系である従者、ヒルデ・シュルツに対してはかなり温和な態度で接していた。
アベルト・デスラーとの関係
惑星ジレル出身にして最後の生き残り。幼少時、ミレーネルと共に惑星レプタポーダに囚われていたところをデスラーにより助け出された。故に彼への忠誠心は非常に強い。森雪との会談時「(デスラーを)愛しているの?」と彼女に訊かれ、声を上げて笑い、そして話を流している。その一方で、第二バレラス崩壊で死んだと思われていたデスラーの生存を知って彼のもとに駆けつける際の表情はどう見ても恋する乙女であった。真相や如何に…。