俗に言うバイド機の始祖に当たる機体。これまでのR戦闘機と比べて異様な形状である。
フォースデバイスのみに使用していた「バイド体(バイド素子)」を装甲として用いた、通称「バイド素子添加プロジェクト」のテスト機体である。ただし計画は、パイロットへの影響を考慮しないという大きな問題を抱えて始められた。
半機械半生物という外観であり、波動砲「ダンタリオンの笛」、専用フォース「ライフフォース」、発射可能なレーザー類と通常弾は、生物の生命に関わるものがモチーフで、形状はそれぞれ「精子状の拡散波動砲」、「精子が群がっている卵子」、「赤血球や神経など」、「小さな精子」となっている。(いろいろまずいだろ・・・)
ダンタリオンの笛は、発射時魔法の文様のようなリングを発しているように見えるという、バイドの要素の一つ「魔導力学」を如実に感じさせるところがある。
その形状から某地球外生命体の頭部を連想した方もいるだろう。