データ
概要
ジオールスフィアのモジュール77で発見された霊長兵器ヴァルヴレイヴの二号機。
一号機火人および三号機火ノ輪以降のヴァルヴレイヴとは違い、四肢を失った状態で施設下層部に封印されていた。
モジュール77を襲撃したドルシア軍のカインの手によって強奪される。
鉄火の「Ⅱ」のナンバリングは単なる開発順という訳ではなく、次代の領域へ到達させるという意味が込められており、未だ解明できていないオリジナルレイヴを極限まで利用するという無謀な思想の下に開発されており、結果として機動実験中に機体は暴走し、四肢の自爆欠損とレイヴ内の最重要要素の喪失によって封印措置が取られた。
この事故を受けて三号機以降は性能数値の限定と一部機能を省略したミラーレイヴを原動機関とする方向性へとシフトしていった。
武装
本来の特能装備として「アーダー・アクセル」を背部に、「プリズマティック・ギャム」を脚部に装備していたが、これらは後述する二機のヴァルヴレイヴ「カゲロウ」へ分散する形で移植されている。
カインによって奪取された際には、失った四肢を硬質残光で補い、火人と相対した。
カゲロウ
外伝「アンダー・テイカー」に登場する二機のヴァルヴレイヴ。
DRI-Ve(ドライヴ)と呼ばれるヴァルヴレイヴ用シミュレーターを用いて遠隔操作されており、それ故に機体装甲は白のままである。
搭乗者は陽本ジンと於保多ナオの二名。二機共銀のカラーリングが施されており、ジン機には赤いラインが、ナオ機には青いラインがそれぞれ施されている。
それぞれ鉄火が装備していた特能装備を有するが、プリメートフレームに名前が刻まれておらず、機体番号も登録されていない。なお「カゲロウ」の名称は、ジンの命名による。