データ
形式番号:RM-069
全高:19.9m
総重量:22.6t
装甲材質:VLCポリマー
動力機関:ミラーレイヴ
シンボル:八咫烏
操縦者:連坊小路アキラ
デザイン:石渡マコト
概要
ジオールスフィアのモジュール77最深部で発見された霊長兵器ヴァルヴレイヴの六号機。
当初は白と紫を基調としたカラーリングだったが、アキラがディスプレイに表示されていたニンゲンヤメマスカ?の問いにYESと答え、パイロットとして認証された後は黒と紫のカラーリングへ変化した。
火遊は汎用性を重視した火人とは対照的に情報性を重視しており、下記の武装にもそれが現れている。
機体の特性上、強力な火器の類は一切装備していないが、従来のジャミング概念を越えた戦場支配能力はミステリアスな雰囲気の外観や操縦者のアキラの神業的なハッキング能力と相まって、もはや人間の理解を超えた「魔法使い」という表現が相応しい。
武装
全身に装備された特能装備「森羅万象」は、ヴァルヴレイヴ共通のセンサー「センシズ・ナーヴ」を全身のあらゆる箇所に配したマルチセンサーアーマーの総称で戦況を瞬時に把握(受信)するだけでなく、限定的にではあるが敵機へ搭乗者の意志を介入(送信)させる支配機能をも有している。
鳥の翼のようなピッケル型の杖状の装備「ハミング・バード」は、ロッド状に伸びて近接格闘兵器として使用できるほか、森羅万象と連動した支配機能用の浸食回路を生成し、先端部で突き刺した機械を浸食回路によってハッキング、更には森羅万象を用いて一定時間強制的に操作する能力を持つ(これはアキラの有する超人的なクラッキングスキルも後押ししていると思われる)。ドリルの先端部や盾で防御された場合であっても、物理的に触れていれば侵食は有効で、侵食した対象を複数同時に操作する事も可能。
「ファン・タロン」は手のひら側に直接装着して使用する扇状の大型クロ―で。物理的な攻撃能力はもとより、刃部から硬質残光を水芸のように放射させることも可能である。その切れ味は、鋼鉄をも簡単に切断するほど鋭い。