この記事は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のネタバレを含みます。
概要
正式な名称は「EVANGELION Mark.09」。
そして、ヴィレからは「アダムスの器」とも呼ばれている特殊な機体。
外見は零号機に酷似しているものの、顔にある単眼のカメラアイが極端に大きく、可動式となっている。
武器として鎌状の長柄武器を使用。またヴンダー急襲時には有機的な可変ブースターを装備していた。
搭乗者はアヤナミレイ(仮称)。
戦歴
ネルフにより、サルベージされた碇シンジを奪取すべくAAAヴンダーを急襲する。
その時に8号機の攻撃により頭部を欠損してしまうものの、それをもろともせず、ブースターにより脱出する。
後に、ヴィレの動きを警戒していたネルフが、第13号機の護衛、及び復活するであろうMark.06への対処のため、Mark.09は第13号機に随伴してセントラルドグマに投下される。
セントラルドグマでは、妨害に現れた改2号機及び8号機と交戦し、第13号機がリリスに突き刺さっていた2つの槍を抜いた後に、活動を再開したMark.06の頭部を切断し、中に潜んでいた第12の使徒を出現させる。
その後、パイロットの制御を離れ、ゼーレのデータに基づく自律行動を開始する。
第13号機覚醒後は、光輪が頭上に出現し、飛行能力の発揮や頭部から放つ光弾を用いた攻撃、全身がコアという特殊な性質を利用した再生を行うなど、「ヴンダー本来の主」としての機能を遂行する形態へと変化する。
フォースインパクト発生時では、覚醒した第13号機を封じ込めるべくやってきたAAAヴンダーを攻撃。
脚部を変形させてヴンダーの主機に侵入し、ヴンダーの制御奪還を図る。
この時、欠損部分を再生させて12眼の一本角の頭部となり、機体色も黒を基調にしたものへと変化する。
その後、セントラルドグマから這い上がってきた改2号機との戦闘になる。胸部装甲板の下に仮面のような物体を出現させてコア(らしき部位)への攻撃をガードしたり、(パイロット脱出後に)前述の再生能力を利用して、虚をつき改2号機に取りつくなど、その特異な性質を生かして抵抗する。
最終的に改2号機の頭部を噛み砕くまで至るも、アスカ脱出後の改2号機の自爆攻撃により、破壊される。