ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

株式会社遊演体により1990年に行われたプレイバイゲーム、「蓬莱学園の冒険!」を初出とするゲーム(TRPG)・小説等のシリーズの舞台となる(架空の)高等学校。正字体は「蓬萊学園」。

概要

東京から南方約1,800kmの太平洋(厳密にはフィリピン海)上に浮かぶ孤島・宇津帆島に所在する私立の全寮制高等学校。生徒総数は約10万人とされる。

生徒会以下各委員会部活動により校内の行政経済、果ては軍事(学防)や外交までもほぼ完全に自主的に賄われている。いわゆる「巨大学園」モノの典型例である(というよりもむしろ小さな国の国民だよ、これ)。

この学園の流れ

この学園は1990年有限会社遊演体(後に株式会社化)により、蓬萊学園の冒険!の舞台として発表された。ちなみにこのゲームはPBMとしては日本では2番目に行われ、PBMの名前を知れ渡らせたといわれている。このとき話の内容を南総里見八犬伝八犬伝)や 封神演義 からねたにしているとされている。

 また、このPBMは好評であったため、当時遊演体に所属していた柳川房彦によりTRPG(蓬莱学園の冒険!!)として発売された。このルールブックはボックス型であり、PBM終了後のこの学園で活動していくというものであった。それと同時に新城十馬(柳川房彦の別名義)により小説が執筆された。これらの小説は1996年までに富士見ファンタジア文庫より4種6巻が発行された。

 さらには、1994年には再度PBMを行う(蓬莱学園の休日、ただし期間は6ヶ月)。また、この年から富士見ファンタジア文庫よりアンソロジーが発行された。これらは4種発行された。

また、この間に各種解説書籍が発売された。

さらには1995年、賀東招二によりMAGIUSルールにてTRPG(蓬莱学園RPG―蓬莱83分署)が発表された。

このルールは「公安委員となって不思議な出来事に対応していく」というものである。

さらには1996年にはスーパーファミコン対応のゲーム(蓬莱学園の冒険!転校生スクランブル)が発売された。

メガCD版では、BEEP!メガドライブでゲーム中のアイデアをBEメガの読者等に募集させてもらい、CD-ROMの大容量を活用し、ビジュアルシーンも活用したRPGゲームとして開発・発売予定だったが、諸事情により発売中止となった。

関連タグ

蓬莱 浦島太郎

魔法先生ネギま!(作者が元ネタの一つとしているとメディア上で明言)

フルメタル・パニック!(関係者が執筆)

新城十馬 中村博文 賀東招二

TRPG PBM

関連記事

蓬莱学園の編集履歴2013/11/10 13:49:40 版