本作品は原作では主に『SSB ―超青春姉弟s―(スーパーセイシュンブラザーズ)』
アニメ版では『Super Seisyun Brothers -超青春姉弟s-』と表記されており、略称も複数存在するが
当記事では便宜上 pixiv内で普及しているタグに倣い『超青春姉弟s』として記述する。
概要
ハイテンションで自分大好きな新本姉弟と、ローテンションで不思議系な斉藤姉弟。
姉同士も親友、弟同士も親友で、見た目だけはリア充な四人の残念な中身と突拍子もない言動を描いた いわゆる日常系の作品。
公式では『超日常青春コメディ』と題されている。
タイトルに“青春”とある通り、20歳の姉たちや17歳の弟たちそれぞれの将来への漠然とした不安や焦燥、時には恋心といった心情もしばしばモノローグで語られつつ、基本的にはそれも含めてノリとテンションで吹き飛ばす内容となっている。
話数の進行に連れて劇中の年月も経過しており、チカとマオの高校三年生への進級や、度重なるサボりの末 単位不足に追い詰められていくチコの大学生活も描かれている。
登場人物
※先述の通り話の進行に合わせて劇中の年月も経過しているため、登場人物の年齢等は物語開始時点のものである。
新本(しんもと)姉弟
性別は違えど性格はそっくりな、明るくポジティブで 美男と美女と自分が大好きな姉弟。
将来の夢は世界征服。
隙あらば大学を休もうとする20歳の大学二年生。弟と違って顔のわりにはそれほどモテない。
クリスマスより冬コミでおしゃれに本気を出す筋金入りのオタクであり、漫画で世界征服を目指している。
隙あらばマオとつるんでいる17歳の高校二年生。姉よりモテるがマオほどはモテない。
日々の言動はバカそのものだが、成績は優秀でその他のスペックもやたら高く、自らのカリスマ性で世界征服を目指している。
斉藤姉弟
大体いつでもクールだが、常識的なツッコミ役かと言えば全くそんなことはない不思議姉弟。
座右の銘は「鳴かぬなら…まあいいかホトトギス」
客が少なく仕事が楽なレストランでバイトしている20歳のフリーター。老若男女問わず鬼のようにモテる。
美少女アイドルをこよなく愛し、弟への愛も重い。ぱっと見クールでミステリアスな色白美女。
17歳の高校二年生。チカとは違い目立つのはあまり好きではないが、その容姿と佇まいから大変モテる。
密かにチコに想いを寄せており、過去には恋愛経験がない。 姉にはちょっと押され気味。
チコの関係者
- 小原シヨ(CV:水瀬いのり)
チコの大学のオタク友達で、少々特徴的な喋り方をするボクっ娘。
普通の爽やかイケメンよりはダメ男が好きで、30手前のネトゲ廃人ニートで年に二度コミケの時しか会わない彼氏と交際中。
- 梅園ウイ(CV:内田真礼)
特撮好きが高じてよくコスプレしているチコの大学の先輩。
中性的で柔和な雰囲気を漂わせている優しい先輩だが、そんな姿に油断して気を許した女性は大人の男たる彼の一面を知ることになるという。
マコの関係者
- 店長(CV:井上剛)
地元の一部では怪しい雰囲気で有名なマオのバイト先のレストラン『北極軒』を経営する店長。
恥ずかしがり屋でいつも頭に動物の被り物をしている。
弟たちの関係者
- 丸岡イオリ(CV:柳田淳一)
チカとマオの同級生。一見すると硬派なイケメンだが、猥談耐性が小学生以下で ローマ字の「H」を書くときには手が震えるレベルのド純情。
カオリという7歳の妹のことは天使だと思っている。
- 鈴森ヒカリコ
同級生のマオに密かに想いを寄せているが、口下手でいまいちアプローチできない女子高生。
チカのことはいつもマオの傍に居て邪魔な害虫だと思っている。