阿賀野
あがの
軽巡洋艦「阿賀野」
第二次世界大戦直前ごろに日本海軍で構想されていた甲乙丙の三形式の巡洋艦のうち、駆逐艦の集団である水雷戦隊を率いる正統派の軽巡洋艦である乙巡として企画された阿賀野型の一番艦。名前の由来は新潟県と福島県を流れる「阿賀野川」から。
15.2センチ主砲連装三基と砲力は世界的に見れば強力とはいいがたいが、陽炎型などの新型の駆逐艦に応じるだけの速力(35ノット)と、魚雷兵装(61センチ四連装魚雷発射管二基)、加えて水上機2機による偵察力と、水雷戦隊旗艦として相応しい能力を備えていた。
1942年10月31日竣工。1944年2月16日潜水艦により撃沈される。
艦隊これくしょんの阿賀野
艦名 | 阿賀野 |
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図鑑No | 137 |
艦級 | 阿賀野型1番艦 |
艦種 | 軽巡洋艦 |
CV | ? |
DMM.comにて配信中の艦隊これくしょんに登場する艦娘。
11月の特別任務「鉄底海峡を抜けて!」のE-3海域以降の海域でボス戦レアドロップとして先行配信入手可能。
容姿は黒髪のロングに肩出しのセーラー、赤いスカート、白い長手袋、片足ニーソ、と他の軽巡洋艦娘とは一線を画す服装をしている。
これは、レイテ沖で所属していた栗田艦隊の旗艦が大和であったため、それに影響されて共通点の多い服装をしている物と思われる。
自分に素直であると同時に深く考えない質の所為か、アダルトな外見に反して精神は非常に幼く見える。
最新鋭艦故のエリート気質なところがあるものの、活躍出来なかった史実からか戦闘にはあまり自信を持てないようだ。
妹の能代のことは大事に思っているが、世話を焼かれているという自覚はなく、逆に世話を焼いていると勘違いしている。また3番艦の妹「矢矧」には頭が上がらない様子。
提督に対しても素直になついており、一緒に朝食をとったり、昼食に手作りチャーハンを御馳走してくれたりする。しかも能代との謝罪ディナー中にわざわざ抜けだして時報を言いに来るあたり、意外と律儀なのかもしれない。放置ボイスからも、その姿はまるで主人に一生懸命尻尾を振る子犬を連想させる。
ゲーム中では、改造前の初期状態で夕張と同じく装備スロットが1つ多い。更には、その初期ステータスは軽巡最強と謳われた球磨をも凌駕している。
これは阿賀野型が軽巡洋艦の最終タイプと呼んでも差し支えのない形式のため。実験兵装艦だった夕張や、これまでの軽巡の良い所を集めた成果が阿賀野型なのである。事実、艤装のデザインがどこか夕張に似ている。
ただし、その分燃費は悪く、やや補給時の資材の消費が大きい。(あくまで軽巡の中では)
また、改造Lvも35と他の軽巡に比べると若干高めとなっている。
余談だが、妹の能代を秘書艦にした時のクリック時の台詞に太股を撫でる提督を阿賀野と勘違いするという内容の物があったりする。
…阿賀野、おまえ妹に普段ナニしてるんだ?
関連タグ
- 艦隊これくしょん
- 能代(同型艦)
- 大和(艦隊これくしょん)(艦隊旗艦であり、服装が似ている)