西太后〈孝欽慈禧端佑康頤昭豫荘誠寿恭欽献崇煕配天興聖顕皇后〉
(せいたいこう〔ごう〕)
慈禧太后
(じきたいこう・ツーシーコウゴウ)
世没:1835年11月29日 - 1908年11月15日
清の咸豊帝の妃で、同治帝の母。清末期の前人未到の女最高権力者。満州・旗人(鑲藍旗人)の葉赫那拉氏の出身。西太后は通称で、慈禧太后が彼女の本名に当たる。中国の人に西太后と聞いても解からないことがあるらしいので、こちらを言った方が良いようだ。同治帝の母。光緒帝の後見人などを得て、清末期の中央政治を牛耳った女傑。太后は太上皇帝と同じ位である。1908年溥儀(宣統帝)に帝位を禅譲し臨終した。享年74歳
冠位は太上皇太后〈太上皇帝の上の官位〉
称号は聖母皇太后・老仏爺皇后・〈老仏爺・老ブッタ釈迦の意味〉・敬称 陛下 Her Imperial Majesty
関連タグ
咸豊帝・・・夫
同治帝・・・息子
光緒帝・・・西太后の推薦によって即位した皇帝。
宣統帝・・・末期の西太后が皇帝に指名、直後臨終。
則天武后 中華帝国史上唯一の正式な女帝 西太后とくらべられた。